VALOR 65-S



また遊び道具を入手してしまいました。
ハマってませんよ。
ハマってませんからね…。

次なる獲物を

Saffireは芯のメンテナンスの甲斐あって、ほぼ無臭で稼働できるようになりました。これで家の中での使用を許してくれるレベルになった、 かな?

Saffire

2017-01-13

こうなればインドアだけでなく、アウトドアでガラス火屋越しのブルーフレームを眺めてみたいところですが、やはりガラスは運搬が心配。外に持ち出すなら小型で運搬しやすいヤツがいいですよね。

というわけで VALOR をゲットしました。フジカでもアルパカでもタケイでもニッセンでもなく、VALOR です。ビンテージ系ストーブの中でもかなり小型なので、すでにアウトドアでの使用例がそれなりに知られてますね。こんなものゲットしても、「どうせキャンプしてないじゃん」というツッコミは無しで。

外観チェック

独特のデザイン

イギリスには暖房器具としてのストーブではなく、料理目的のクッキングストーブというジャンルがあるようです。キッチンのすみっこでクッキングストーブを焚いて、コトコトと長時間煮込み料理をするイメージでしょうか。

下から、タンク、チムニー、ゴトク、の大きく3つのパーツで構成されてます。とってもシンプルなので、初見の素人でも全バラできました。

VALOR 65-S

VALOR のクッキングストーブはわたしが入手した 65 と、それを一回り小さくした 64 があります。熱はストーブ上部のゴトク部に集中する構造。

暖房用のストーブではないので横に手をかざしてもあまり暖かくありませんが、見ための小さいボディによらず上部は凄いパワーを感じます。大空間を一気にあたためることは難しそうですが、幕のサイズ次第では暖房用途として実用が期待できそうです。

ゴトク

鍋を置くことを前提にしたゴトクを見ると、調理器具として作ったんだなー、と納得。1960年代からのふきこぼれの蓄積か? 入手した時にはガンコな汚れがこびりついていたので、一生懸命お掃除しました。

タンク

筒状のチムニーは琺瑯仕上げで半世紀前の製品なのにピカピカ。それに対してタンクは塗装仕上げなのでそれなりにお疲れ感。一瞬、タンクを塗りなおそうかとも思いましたが、歴史を感じる今のままがイイね。

タンクの中はかなりしっかり防錆塗装されていて、今のところ錆びる気配無しです。古い年代のもののほうが丁寧に造られていることがありますが、こいつも永く使えそうです。

若草色

VALOR 65、64 には、青/白、赤/白などいくつかのカラーがありますが、個人的にはこの若草色が好き。写真を撮っていると、後ろに写っていたMマのビアンキカラーとの意外なマッチングに気づいたりして。

稼働させてみます

芯チェック

入手したときに付いていたものはボロボロだったので即交換しました。

点火

外周に青いリングはあるけれど、うーん、ちょっと赤が多いかな。バーナー部にタールがこびりついていたので、これからお掃除して磨いてみようか。めざせ完全燃焼のブルーフレーム。

それにしても困ったな。インドアでの楽しいことが多すぎて、あまり外に出られていない今シーズン。困った困った。

ボク、沼ってる?



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The 9th trail. のあるじです。右往左往しています。