真田まる



あまりドラマは見ないほうなんですが、最近、大河ドラマの 真田丸 は見ています。けっこうおもろい。

鬼怒沼からの下山後、尾瀬戸倉の立ち寄り湯に入ってから、沼田のとんかつ街道へ。かつて沼田エリアは真田の領地だったんですね。大河の舞台の一つとあって、ご当地は盛り上がってるようです。

鬼怒沼

2016-07-27

こ、これは…?

とんかつ屋に入ってから何にしようかと思案していたところ、魅惑のメニューが目に飛び込んできました。今、自分の中でプチブームがキテる真田の名を冠したメニューです。一日一食限り、というプレミア感にもビビビときました。ちなみに、『真田丸』じゃなくて『真田まる』と書いているところが、オヤジなりのコダワリ(オトナの配慮)なんでしょうか。

キター!(驚

こ、これが真田まる…。大阪の陣で徳川勢を退けた砦が見事に再現されています。築城に使用された材は、豚と、海老。なんと言っても一番目立つのは巨大な尾頭付きの海老です。真田丸は、大坂城の防御が手薄な箇所を敵に見破られないようにと、わざと目立った存在になるように築かれたとの説もあるようです。うん、確かに目立ってる。だって、海老立ってるし。そしてその海老を直立させるために周りをガッチリと固めているのは、歴戦の武将をイメージさせる、ロースやヒレなどの肉肉しいカツ軍団の猛者たちです。この再現に、トンカツ屋のオヤジはかなり試行錯誤したようで、通常のトンカツとは違った形状に肉がカットされています。また、揚げ方も独特。1枚の豚肉が平板では無く、わざと弧を描くように揚げられており、半円形だったともいわれる真田丸の形状を再現しています。(若干食べにくい)カツだけで安定的に海老を立たせる技術、それを再現しようとする熱意、あの真田信繁が見たらさぞ喜ぶでしょう。

さて。徳川勢も手こずったという大坂城の『真田丸』。この沼田トンカツ街道の『真田まる』も手ごわそうです。いざっ。

……

………..

完食

激闘の末に完食し、ついに陥落させました。

苦しい戦いですた。

うぷっ。



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The 9th trail. のあるじです。右往左往しています。