JIN AKIHIRO:http://jinakihiro.petit.cc/
鹿児島を拠点に活躍されている木工作家さん。ぬくもりがあり手にやさしい木の削り出し作品を多く手掛けています。アウトドアフィールドでの使い心地が良いせいか、ハイクやキャンプシーンでの人気が高く、アウトドア系セレクトショップやアウトドア系雑誌で、独特の削り肌のデザインを見かけた方もいるのでは。わたしもそんな JIN AKIHIRO 氏のジンカップの魅力に惹かれ、ゲットしてしまいました。
デザイン
多くのジンカップ作品はハンドル付ですが、これは無し。代わりと言ってはなんですが、ダイニーマラインが付いていて、こうやって吊るせます。このジンカップの特徴はなんといってもそのデザイン。カップのボディに刻印された『狐火』は、今までの他のジンカップには無かったもの。由来となるキーワードは安倍晴明/妖怪/女狐/葛の葉、あたりだとか。ジンカップの中では珍しい変わりダネでしょうかね。使い心地
北アの稜線でテン泊していたこの週末、すぐ近くの涸沢で雪が降ったそうです。どうりで寒かったわけだ。寝入り前、寒さにたまらず湯を沸かし、シュラフにくるまりながらのホットティー。金属のカップは湯を沸かした途端にかなりのスピードで冷めていくのに、木のジンカップはずっと温か。それに無機質な金属カップに比べて、木の肌ざわりは精神的リラックス効果があるのか、3000m級の荒涼とした稜線でもホッとさせてくれました。
常念岳からどしゃぶりの雨の中を下山後、一ノ沢登山口の指導センターの軒下で一息。ゴードさんがサッと温かいコーヒーを淹れてくれました。冷えた両手でカップを包み込み、ふーふーしながら少しずつ飲むコーヒーに生き返りました。ジンカップ。
早くもお気に入り。
長い付き合いになりそうです。
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