またまたハンバーガー探訪に行ってきました。今回訪れたのは代官山にある小さなお店 HENRY’S BURGER。ここは焼肉の名店 炭火焼肉なかはら が昨年末にオープンしたという話題のバーガーショップ。和牛を使ったパティが絶品なのであります。
なぬ? A5ランク黒毛和牛! だとぉ。海外発祥のバーガーに黒毛和牛の組み合わせ、しかもA5ランクときましたよ。はたしてバーガーに和牛が合うのかと言う疑問はありますが、かなりの人気店らしいのです。ここは是非、食べておかねばなりません。
HENRY’S BURGER のハンバーガーの種類は基本的に1つだけ。パティをシングルにするかダブルにするかを選べます。あと提供されているのは、フレンチフライとドリンクのみ。潔い。
初訪問ということもあり、スタンダードなシングルを選びました。ここのパティの焼き方は独特。挽肉を成形してから焼くのではなく、鉄板の上で押しつぶすように焼くのです。焼いている様子は、脂質の多い和牛からどんどん脂を抜いていく作業に見えました。実際、鉄板は全体的に斜めになっていて、余分な脂を下に流していくようです。和牛って、サシが入ってとろける柔らかさが美味しいのですが、正直、ガッツリと肉感を楽しむバーガーには合わないような気がしていました。でもこの焼き方に秘密があるようです。 HENRY’S BURGER は小さい店舗で、カウンター席が4つのみ。テイクアウト前提のスタイルのようで、お持ち帰り用に包んでもらいました。コンボにしたのでポテトとドリンク付いてます。 われわれが入店したときは席が埋まっていたので、テイクアウトしてそのへんで食べようと思っていたんですが、バーガーを受け取った時にちょうど運良く席が空きました。 プレスして焼いたパティの荒々しさが顔をのぞかせます。野菜はトマトとレタスが最小限。バーガーに野菜は欠かせないけれど、入れすぎるとバランスが崩れたり水っぽくなったりしますよね。「肉が主役だぞ」といったこだわりを感じます。 ここ最近食べたバーガーはどれもおいしかったけれど、それらとはベクトルが違うウマさです。これはまさに日本が生んだ和牛バーガーでございます。一口食べると脂の旨み。黒毛和牛ならではの脂の甘いおいしさが際立ちます。また、面白いのは食感。鉄板に押しつけられるように焼かれたパティは、口の中に入れた瞬間、ふんわりほろり。やわらかめの印象のパティだな、と思いきや、脂身にコーティングされた赤味がプチプチとして軽快な食感。さらに噛むほどにモチモチとした食感に変化していき、食べ応えも満足感も十分。バンズはサクッフワッ。とろける和牛のパティとの相性が抜群で、バランスが考え尽くされていました。おいしゅうございました。
ちなみにこの日、MOMOは部活。久々の夫婦二人活動でした。 隙(なんの?)を縫って、こっそり一人で食べに来ちゃいますたー。えーと、味の復習です、復習。(キリ
前回はシングルパティだったので今回はダブルで。復習の結果、正解はダブルだと分かりました。
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