霧ヶ峰＆車山 (2)

2015.7.12、霧ヶ峰＆車山に行ってきました。
そろそろ梅雨から夏かな。そしてそろそろニッコウキスゲが咲き始める時期かな。というわけで安定した晴れ予報の週末、黄色いお花が群生する爽やかな高原ハイクに出掛けてきました。
ひさびさに家族３人で。(^^

キスゲ大盛況

車山肩。クルマいっぱい。
こんなに良い天気ですもんね。シーズンインしたこのエリアは予想通りの人出です。観光がメインの方々が多数派で、純粋なハイカーは少数派と感じるほど。

わぉ、大群生！
ハイクの準備を整えてコースに出ればこの景色。一面のニッコウキスゲです。シカ避けの柵に守られてちょっと痛々しくも、元気に咲き誇っています。

６分咲きくらい？
まだまだ蕾も多く残っており、きっと次の３連休には最高の見ごろになるんじゃないでしょうか。

車山気象レーダー…　よし、今日はまず車山に登ろう。
歩くコースを決めずに出発してきたわが家。なんとなくその時の気分で、あの気象レーダーのある車山まで行ってみることにしました。実はこのコース、４年前のちょうど同じ頃に家族で歩いてるんですが、その時とは逆回りコースになります。

出発。

爽快ハイク

キラキラ。
車山へのコースは適度に幅のある歩きやすいコースです。石は多いものの、スニーカー履きの観光の方でも十分歩ける難易度です。そんなコース脇には小さなお花がちらほら。

キラキラ。
キスゲに目を奪われがちですが、いろいろ咲いてました。

鳥もキラキラ。

気持ちいい～。
ちょっと登ればこの景色。最高です。実はこの日の訪問先として、やはりそろそろキスゲが咲き始めるであろう尾瀬も候補地だったんですが、こちらに来て正解だった気がします。
そりゃ尾瀬も最高ですが、尾瀬ヶ原も尾瀬沼も、なんとなく全体的に『囲まれ感』があるので、スカッとしたい時の気分にはこちらが正解。(^^

太陽ギラギラ。
日差しはそろそろ夏ですね。でも風が抜けるので気持ちいい。八ヶ岳もキレイに見えていました。

稜線に転がりそうなボール。
ゆるゆると歩いているうちに、もう車山頂上に着きそうです。ちなみに歩いている最中に母娘による『女子トーク』が始まると、オッサンは仲間に入れてもらえません。
いいもんね。一人で歩くもんねー。（涙

到着。
車山にはスキー場側からリフトでラクラク登ってこれるので、人がいっぱい。普段着の観光客と、ちょっとものものしいハイカーが混ざり合う頂上。(^^

高原から湿原へ
さて、車山山頂でちょっと休憩したら次へ向かいます。「もう十分歩いた。もう帰ろう。」なんて声が聞こえてきますが、それは無視。w
八島ヶ原湿原のほうへ向かって、ぐるっと周回することにしました。

蓼科山と白樺湖が見渡せるナイスビュー。
キャッキャウフフと黄色い声が聞こえてくるリフトを横目に見ながらの下山です。（ちくそー）

車山のふもとにもキスゲエリア有り。

これから歩く先。はるか向こうに北アの槍ヶ岳のトンガリも。
丘に切られた１本のハイクコース。先が見え過ぎると気が遠くなるけどこの程度なら大丈夫かな？　

大丈夫じゃなかったか。（汗
登りにさしかかり徐々に遅れるMOMOママ。ガンバです。最近自分の周りの同年代を見ていても、子供たちには無限の体力を感じますが、オトナたちは徐々に衰えが…。

八島ヶ原湿原。
蝶々深山、物見石を越え、眼下に八島ヶ原湿原が見えてきました。あそこでランチタイムにいたしましょう。

水や森のあるエリアに近づくと、小動物や虫が増えてきますね。
鳴き声からするとあきらかにウグイスなんだけど、ウグイスにしてはとても大きく見えました。餌が豊富？

ちょろちょろと沢も流れていました。
高原のカラッとした空気も好きですが、水のそばの潤った空気も気持ちいいですね。

おまちかね、ランチタイム

昼食は棒ラーメン。
ふふふ。ただの棒ラーメンと思うなかれ。今日の棒ラーメンは『鹿児島黒豚とんこつラーメン』なのさ。トッピング用に、半熟煮卵と、チャーシューと、ネギも持って来たのさ。

できた！　やばい！　うまい！
いつも食べてるオーソドックスな棒ラーメンとは違う！　焦がしネギが良いアクセントになって、香りもイイね。

餃子だって焼いちゃうもんねー。

木陰のランチ。
霧ヶ峰の見晴らしの良い場所でのランチも魅力的でしたが、日差しの強いこの日、木陰を求めて湿原まで歩いてきて良かった。

デザートはゼリーとパイナップル。
家でカチンコチンに凍らせて持って来て、お昼頃にはちょうど良い具合に。完全には融け切らず、若干のシャリシャリ感が残るヒンヤリしたゼリーとフルーツが暑い日には最高でした。

ゴクゴク。ふぅ。
食後は車山肩の駐車場まで戻るだけ。と思いきや、湿原から肩までは登り坂。食後の満腹感と、風が止んだ午後と、真上から照りつける日差しとで、ゴール直後にはヘロヘロになってしまいましたが、良いハイクでした。