Trek八ヶ岳
9bota
北八ヶ岳ハイク(後編)
2016.11.5~6、北横岳から双子池にかけて北八ヶ岳ハイクに行ってきました。1日目は北横岳&大岳に登り、双子池に下りてきてのんびりまったりおいしいものを食べました。
2日目の後編です。
暗闇ハイク
2日目。みんなは蓼科山に登る計画ですが、わたしはこの日の午後に予定があるので、早々に帰途につかなければなりません。寂しいけど別行動。
朝、フライバリバリ
気温は何度くらいだったんでしょう、フライが凍ってました。軽く食事をとり、重くなったテントを撤収しました。わたしが出発する時、みんなはまだ寝ていたみたいでした。 SA YO NA RA …。(寂
暗闇ハイク
双子池を発ち、亀甲池を通過して天祥寺原へ向かいます。もう冬時間。なかなか日が昇らず真っ暗な森の中を1人進みます。おまけに早朝は霧が出て視界が効かず、ルートを慎重に確かめながら歩を進めます。視界が開けた稜線のナイトハイクはまだいいのですが、真っ暗な森の中は怖い。ときどき獣の気配を感じてビクッとしたり。(怖
うっすらと明るく
ようやく日の出を迎えたのか、あたりの様子が目視できるようになってきました。がしかし辺りはガス。冷たい霧がまとわりつきます。
氷
水たまりも凍っていました。
闇を脱出
ホッ。
なんとか無事に闇夜を脱出できました。
冬から晩秋へ
落ち着く色
ビーナスラインの竜源橋まで下りて来ました。さらにそこから信玄棒道を使って蓼科湖まで下りる予定です。標高を下げるほど広葉樹の紅葉がまだ残っていて、その暖かい色合いに癒されました。
信玄棒道
武田信玄が信州攻略時に用いた軍用道路。八ヶ岳南麓を中心に棒道が残っており、ここ蓼科にもその名残があるようです。八ヶ岳のピークを狙うには使わない道なので今回はいい機会。いにしえの道を歩いてみたかったんですよね。
とにかくまっすぐ
棒道も、カラマツも、まっすぐ。このあたりはまだ黄色に色づいたカラマツが残っていました。でも、パラパラと音を立てて降ってくるカラマツの葉が、秋の終わりを告げていました。
カラマツボックリ
?
ん。視界の中を白いポワポワが移動していきます。なんだ?
どわっ!(驚
笹藪からいきなり現れて、登山道を横切って駆け抜けていく鹿。雄鹿は大きくてパワフルですね。それに、すごく立派な角を持っていました。尻も白い。
秋色の世界へ
紅葉まっさかり
これはラッキー。親湯付近まで下ってくると、ちょうど見ごろの紅葉を見ることができました。時期的に標高2000m超の八ヶ岳に秋色は期待していませんでしたが、標高1300mほどまで下ってくると、まだ紅葉を楽しめるんですね。
みごと
奥行き感
差し込む日ざしによる明部と、滝ノ湯川の谷への暗部との、明暗がいいかんじ。轟々と流れる川の音を聞きながらの紅葉です。
いい秋だった
今年はたくさんの秋色を見れたなぁ。(独言 ちなみに今回、迂闊にも手袋を忘れました。もう冬ですもんね、必要でした。初日にセブンイレブンで買った手袋がいい仕事してくれました。スマホ対応です。
温泉地
巌温泉(=親湯温泉)
武田信玄はいくつの隠し湯を持っていたんでしょう。ここも隠し湯の一つのようです。八ヶ岳にはよく来ているけど、まだ入ったことがない温泉がたくさんあるなぁ。
大滝
滝ノ湯川のそばまで下りられる遊歩道があり、そこの東屋から眺める大滝はなかなかの迫力。本日早朝に双子池を発ってから、ずっと滝ノ湯川に沿って下りてきたことになります。はじめはチョロチョロとした弱い流れでしたが、いく筋もの沢が集まってやがて大きな水勢になり、こんな立派な滝にまでなるんですね。
染まる渓谷沿い
谷に沿って、いい色づきをしていました。
森には小鳥たち
冬支度かな
蓼科高原 蓼科湖
本日のゴール。冬の八ヶ岳から秋の蓼科高原へ。標高の変化による季節のうつり変わりを楽しめる良いコースでした。蓼科湖では紅葉まつりなる催しをしていました。
特急あずさ
快適♪
蓼科湖から路線バスで茅野駅へ向かい、特急あずさで帰京しました。普段はクルマ移動がほとんどなので、かなり新鮮。クルマより速い鉄道利用。しかも渋滞知らず。うーむ、クセになりそうです。(笑
お疲れさまでした。
どのルートで、バス停まで出るのかなと思いましたが、蓼科湖まで出ましたか。
ナイトハイクドキドキが楽しいですよね。
次回にでも是非やりましょう。(笑)
交通機関を使用する山旅楽でよいですよねぇ。
探したりしますが、なかなか時間の制約があると難しくて
鹿に遭遇ですか、おそわれなくてよかった
早朝ハイクお疲れ様でした^^
あのガスの中を歩くのは確かに怖そうw
とりあえず獣に遭遇しなくて良かったですね(笑
紅葉スゲー!Bocさん、今年は紅葉満喫してますよね~
うちも紅葉ハイクしたい...
でも雪山も恋しい...
うーん迷うなw
わお、早朝ハイクは、こんな感じだったんですねー。
暗闇で、霧で、水辺でって、そうとう寒々な感じ。ブルっ
夜明けの ホッ って、わかるなあw
その後の、紅葉ハイクは、またまたすごい。
寒々から、いっきにカラフル!今年は、Bocさん大当たりですね。
晴れオトコならぬ、紅葉オトコ。
そろそろ冬・・、引き続きよろしくです。
標高グラフを見ると、下りまくった週末だったなぁと
お疲れ様でした~
くまモンが待ち伏せしてなくてよかった。
行きたがってたから、もしかして・・・と心配してましたw
さすが紅男!
もはや紅葉が自然に寄って来てる感じがします。
まだまだ貪欲に狩りに行っちゃうんだろうな
初めてのグルトレで気を張ったスタートでしたが、Bocさんと話しながら歩いて緊張がほぐれ楽しく歩けました、有難うございます。
ただ一つ、Bocさんの後から歩いていくと歩幅が違いすぎて何度か両足ジャンプと危険なシーンがありました、
Bocさん足長いですよね・・・
それでいて、女子力の高いお弁当箱みたいなやつを持ち出すしてくるギャップ。
はっきり言ってずるい!
僕もこなれた感じで山めしを作れるようになりたいです、またよろしくで~す。
To: tatuさん
>どのルートで、バス停まで出るのかなと
ピラタス始発のバスを途中でつかまえるには
親湯かプール平まで下りればよかったんですが、
一気に蓼科湖まで行っちゃいました。
あそこにはコンビニ、水、キレイなトイレがあるので。(笑
>ナイトハイクドキドキが楽しいですよね。
うーん、ドキドキはしましたが、あんまし楽しくないです…。
稜線なら日の出を見る楽しみがありますが、
ガスってる森の中はあまり日の出の感動もなく。(-_-#
>交通機関を使用する山旅楽でよいですよねぇ。
もう冬期ダイヤになっていてバス便が減ってて困りましたが、
確かにクルマ移動とは別の楽しみがありますね~。
>鹿に遭遇ですか、
駆けるスピードが異次元でした。
To: 忠太さん
>とりあえず獣に遭遇しなくて良かったですね(笑
暗くてよく分かりませんでしたが、
茂みに鹿はたくさんいたんだと思います。
登山道で鳥が一羽寝ていて危うく踏みそうになりました。
寝起きだったのか、鳥目で良く見えないのか、
フラフラしながら飛んで行きました。(笑
>紅葉スゲー!Bocさん、今年は紅葉満喫してますよね~
今年は訪れる場所とタイミングがうまく合ってる気がします。
紅葉の当たり年があるとかないとかよく言いますが、
結局その場に自分が行けるかどうかが問題ですもんね。
>でも雪山も恋しい...
もう病気状態ですね。(笑
To: mokaさん
>わお、早朝ハイクは、こんな感じだったんですねー。
山のテン場って、暗いうちから誰かが行動開始するのが常ですが、
今回は自分以外誰もいなくて、かなり孤独でした。
2日目のコース、登山道では誰とも遭いませんでした。
>夜明けの ホッ って、わかるなあw
何かに襲われた時に反撃するために、
手頃なサイズの鋭利な石を握りしめて歩いてました。ビクビク。
>その後の、紅葉ハイクは、またまたすごい。
ビーナスラインを越えてから一気に様子が変わりました。
やはり広葉樹のほうがあたたかみを感じますね。
今年は自分にとっての紅葉の当たり年です。
>そろそろ冬・・、引き続きよろしくです。
こちらこそ。(^^
To: u10さん
>下りまくった週末だったなぁと
ロープウェイのおかげもあり、
スタート地点がすでに今回のピークみたいなもんでしたね。
>くまモンが待ち伏せしてなくてよかった。
最近よく聞きますからね~。
今回、くまモンは自宅待機だったから助かったかな。
>もはや紅葉が自然に寄って来てる感じがします。
これから1000m以下の低山までおりてきますね。
標高低くても、良い紅葉スポットありそうなので探してみようかな。
To: beefさん
>初めてのグルトレで気を張ったスタートでしたが、
え。なんだかすごく馴染んでいて、そんな気がしませんでした。(笑
それよりジープ見たかったです。
>何度か両足ジャンプと危険なシーンがありました
さ、さーせん…。(^^;
>はっきり言ってずるい!
ふふふ。
若者のオサレ山ガールや山ボーイたちに、
「キャー素敵!」(オッサンのくせに)
「おおカッケー!」(オッサンのくせに)
なんて言ってもらいたいな、なんて妄想していますが、
まだその状況は発生していません。
パンやおにぎりなど、潰れるとおいしくなさそうに見えてしまう食材には、
カゴってなかなかナイスです。軽いし。
ただ、パッキング的にはやっぱり不利な気がしています。
頂いた肉、おいしかったです。ありがとうございます。
わたしが持参したイトーヨーカドーのベーコンとは違いますた。
またよろしくお願いします!