2016.2.11~12、本沢温泉泊で硫黄岳を歩いてきました。年末年始は帰省休みを頂いてリフレッシュできたというのに、1ヶ月経つともう息切れ。温泉で癒されたいなー、と思ってでかけた先は本沢温泉。雨氷に、雪見風呂に、満点の星空にと、たくさん癒されてきました。
雨氷美
高速を下りてからみどり池の登山口を目指しますが、やはりこちら側は遠く感じてしまいます。実際遠い。途中から雪道に変わるものの除雪はしっかりしてあるため、スタックする心配なくスノーロードを楽しみます。 建国記念日のこの日はとっても快晴。そして暑い! いつもは歩き始めてからウェア調節に入る事が多いのですが、汗だくになること確実な高気温に、もはやグローブもザックにしまって歩き始めました。 抜けるような青空からの太陽の日ざしに雪が融かされて、枝先に付いた水の雫が光っているのかと思いきや、 雨氷でした。 雨氷の発生原理は wiki でも読んで勉強するとして、これは理屈抜きに美しい。最近各地で見かける雨氷レポ。わたしも偶然出会う事ができましたが、雨氷を見るなら晴れた日がいいね。透明度の高い氷がキラキラ光る様子がナイスなのでありました。 薄着で出発したものの、はやり汗だく。汗びしょびしょで到着したしらびそ小屋はやけに賑わっていました。聞けば遭対協の合同訓練だったんだとか。お疲れさまです。 今日は風もなく、最高の登山日和ですね。雪見風呂
どんどん歩を進め、本日の宿の本沢温泉に到着です。前回訪れたときはテン泊だったので部屋の中に入るのは初めてです。そういえば一人で小屋泊するのは久しぶり。のんびりしよう。 小屋泊者は10人弱だったでしょうか。個室に空きがあるとの事でしたが相部屋に。十分すぎるほどガラガラで、広々快適でした。鈍い艶が出た木の手すりの風合いが、歴史を感じさせて素敵。 荷物を整理したらさっそく野天風呂へ。野天風呂は脱衣所すら無いワイルド感たっぷりのフルオープン。以前入った時、初心者だったわたしはタオルを風に飛ばされて、命の危機を感じた事がありましたが、同じ過ちは二度と犯しません。(たぶん)積雪後、ここに訪れた人は数名しかいないようで、川のそばに下りて行く道はあまり踏まれておらず、本気で慎重に。ストックもアイゼンも無く、風呂に入りに来て川に転落したとなるとシャレになりません。 雪を見ながら、熱い温泉に冷えたビールが最高。 そうそう。この日はお湯が熱くてナイス。ここはヌルい湯温が残念な記憶だったんですが、天然掛け流しゆえか、日によって調子があるんでしょうね。本日は大地のぬくもりの調子は絶好調だったみたいです。
星空
野天風呂から小屋に戻るとちょうど夕食時間でした。計算通り。雪深い山間でこうして食事を出してくれるだけでありがたい。決して豪勢ではないけれど、宿泊者全員で一つのテーブル囲んで温かい事でした。 食後は談話室でまったり。居心地の良い小部屋です。薪の爆ぜる音を聞きながら、ちびちび呑んだり、読書したり。 冬期のみという石楠花風呂へ向かいました。一旦外へ出る必要がありますが、脱衣所も浴室もしっかりした建物で安心。野天の白濁硫黄系に対し、こちらのお湯は茶色い濁りで鉄分たっぷり系。こっちもいい湯だ。 風呂から小屋に戻る途中、上を見上げると満点の星空。 と思いつつ、寝床につきました。なんて、そうそう好天は続かなかったりして…。
後編に続きます。
おはようございます。
男一人旅、温泉、雪見酒。
星空に、屋根付き、メシ付きとは。
優雅すぎる・・・。
(くぅ、、、うらやましぃ、、くなんてないっす)
タオルの回収はできましたか??
どちらかといえば、ソコが一番気になってます、はい。
屋根と壁と食事があるだけで、こうも優雅だとは・・・
くっ、セレブだ。
ソロ活動の楽しみにとっておきますw
To: mokaさん
うふふ。最高の一人旅でしたよ。
山小屋には自分のようなソロオッサンが必ずいるので
あまり孤独感も無いし。
ストレスまみれでお忙しい企業戦士の息抜きに是非。(^^
To: u10さん
けっこう雪深く、白いタオルは発見できませんでした。
また雪解けを待ちます。はい。
屋根、壁、食事、風呂、最高ですた。
もう1回言います。最高ですた。w
あ~小屋泊してる~、うらまやしいな~
雪見風呂、暖かい小屋でまったりと...
大人の休日って感じで良いですね~
雪山テン泊も憧れるけど、自分的にはやっぱり小屋泊が良いかな。
小屋泊ラブ♪
To: 忠太さん
テン泊、小屋泊、それぞれ良さが違いますが、
年を取るほど小屋泊ラブになりそうです。どうしよう。
今のうちにもっとテン泊しておけ、
ってことでしょうか。(笑