本沢温泉&硫黄岳(後編)



2016.2.11~12、本沢温泉泊で硫黄岳を歩いてきました。温泉はサイコーだった前編はこちら。

本沢温泉&硫黄岳(前編)

2016-02-15
二日目は本沢から硫黄岳を目指す計画ですが、初日の好天から一転。ガスと強風に見舞われた厳しい登山になりました。

青空だった(過去形)

今日もいい天気です。が、木がざわめいて昨日よりは風がありそうです。ここ本沢で風を感じるなら、稜線は高確率で強風の予感です。

朝食

おかわり自由な山小屋ではいつも満腹までおかわりしてしまいますが、そうすると歩けないことに最近気づきました。グッと我慢で腹六分目くらいに。あ、うそ。八分目くらいまで許して。

凛とした空気

小屋を発ち、夏沢峠へ向けて歩き始めます。山の稜線の向こうではもう朝日が上っているようです。

朝日!

硫黄の山肌から朝日がお目見え。今日もいい天気をお願いしたい。(お願いしたかった…)

ガス&強風

マイナス8度

夏沢峠に到着。小屋仕舞いした山びこ荘の外壁にかかっていた温度計はマイナス8度。この標高でこの気温とは暖かい。青空もみえているし、このコンディションならハイキング気分で登頂できちゃうかも、なんて調子いい事を思いつつも念のため稜線装備を。

あれれ? 急にガスってきたぞ

森林限界を突破して辺りを見渡せば、すっかりガスに包まれてノー展望。しかも強風。ここまで急に天候が変わるのかとビックリ。やはりしっかりと装備をしておいて良かった。

ケルンがありがたい

硫黄岳はだだっぴろいガレ場が広がる山。以前夏期に来たときは晴天だったためケルンのありがたさを実感することはなかったのですが、今日はちゃんと実感しました。目印の無い山でガスるととても危険ですが、適度な間隔で置かれたケルンを目標に歩を進めることができました。

山頂ゲット!

いやはや、ようやく到着した山頂は、まっ白で何も見えず。それでも登頂しただけで良しとしよう。

爆裂火口

周りはガスで覆われて視界は無いものの、強風で流され続け、時折視界が開ける瞬間が。まっ白な中に一瞬だけ、硫黄岳の爆裂火口が見えました。

ガスの先からハイカー

横岳を越えて来たのか、赤岳鉱泉から登って来たのか、チラホラ現れる何人かの登山者と言葉の無い挨拶を交わし、それぞれが向かう先へ。止まない強風&突風に耐えられず、わたしも早々に下山する事にしました。

下山はキツかった

登りのときよりも強まる風に体を圧され、バランスを崩したり、時に転倒したり。しかも下山の方が道迷いしやすいので気も使いながらと、ほうほうのていで夏沢峠まで下りて来たのでした。しかも、ここまで下山する途中でプチトホホが。ザックにくくりつけていた サーマレストの Z Seat が強風で飛んでっちゃいましたYO。以前はタオルが飛んでいったし、本沢経由の八ツはいろいろ飛んでくなぁ…。(沈

当初予定ではここから天狗を越えて、中山峠から下山する予定でしたが、気分的にも天候的にもこれ以上は無理と判断。夏沢から下山することにしました。

しらびそでホッと

しらびそ小屋

お世話になった本沢を通過してしらびそ小屋に。行動食や昼食も持参していたんですが、小屋で癒されたい気分が勝り、中に入りました。ちわす。

荒れてるなぁ…

席に座り、窓から見える天狗の山頂付近は荒れ模様でした。下山してきてヨカッタ。

小鳥がチュン

強風の中でも活発に活動中。いろんな種類の小鳥たちが飛んでくるんですね、ここは。

きたきた カレーライス

うまし。

食後にはホットコーヒーでホッ

柱にくくりつけられた手挽きのミルでゴリゴリ挽かれた豆で淹れたコーヒーが、とてもおいしく感じました。カップもナイス。

硫黄はガス&強風で厳しく展望はのぞめなかったですが、雨氷・温泉・星空を楽しめ、良い小屋泊ハイクでした。

下山後

 

遠くから見た八ヶ岳は、雲の巣の中でした。



6 件のコメント

  • だだっぴろい硫黄の山頂でホワイトアウトになったら...
    考えただけでも恐ろし~w
    Mパさんが転倒するような強風って...
    考えただけでも恐ろし~w
    そんな中、無事に戻って来られてなによりでしたね^^
    そんな中、トホホも忘れないところは流石です(笑

  • ブログを彩るトホホの文字。
    なんだか戻ってきた感がありますねw
    でも、安心してください
    トホホ総額?では、まだ僕が上ですから(涙)
    Zseat、あと1枚で並ぶと思いますw
    いやいや、強風の中、無事の登頂&下山は何よりです。
    火口に落ちなくてよかったですNE!!

  • 優雅な温泉付ハイクから一転、
    ガス&強風でしたか。
    ホント雪山は気を付けないといけませんね。
    そんな中での登頂おめでとうございます。
    トホホもありつつ、最後、カレーとコーヒーで優雅に〆る
    あたりは大人の余裕でしょうかww

  • To: 忠太さん
    >だだっぴろい硫黄の山頂でホワイトアウトになったら...
    頂上まで登るのは高い方へ高い方へ行けばいいだけなんですけどね。
    下るのは方向を誤りそうで怖かったです。
    >Mパさんが転倒するような強風って...
    膝ついたり、尻もちついたり、散々でした。
    ピッケルを深く差して耐風姿勢のまま
    しばらく立ち上がれない時もありました。コワ
    >そんな中、トホホも忘れないところは流石です(笑
    ピュー
    って飛んでったのがスローモーションで見えていましたが、
    どうすることもできませんでした。(笑

  • To: u10さん
    >なんだか戻ってきた感がありますねw
    お待たせしました。(笑
    >トホホ総額?では、まだ僕が上ですから(涙)
    トホホではなく、わざわざプチトホホと書いたのはそこです。
    「高額商品をトホホした人が身近にいたなぁ」
    なんて思いだして、わたしのトホホなんてまだまだだと。
    山専ーーーーー!
    >火口に落ちなくてよかったですNE!!
    今回の強風はちと危なかったです。

  • To: mokaさん
    >優雅な温泉付ハイクから一転、
    そうなんす。
    天気予報によると、この日の日中いっぱいは持つかな、
    なんて思ってましたが、山の天気の崩れは早かったです。
    厳しかったですが、でもちょっとずつ、
    雪山経験値が上がってきた気がします。
    >トホホもありつつ、最後、カレーとコーヒーで優雅に〆る
    ミスター優雅と呼んでください。
    このあとは立ち寄り温泉でゆったりしました。

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