2017.7.2、梅雨どきの週末、八ヶ岳のコケの森を歩いてきました。稜線に立っても展望が期待出来ないこの時期は森歩きがいいですね。大人の休日倶楽部のCM に影響されたわけではありません。嘘。影響されました。
絶好のコケハイク日和
この週末はいまいちな天気予報でしたが、日曜日はなんとかもちこたえてくれそう。高速を下りたら雲の切れ間から差し込んだ陽の光が、準備を整えてハイクスタート。こんな天候にも関わらず、麦草峠の駐車場にはすでにかなりの台数。みんな CMに影響されてきたんだね コケが好きなんだね。
コケ コケ コケ
樹林帯に入って行くと、さっそくのコケパラダイス。コケを見に来たとはいえコケの種類は何にも知らないわたくし。でもこの小さな世界に潜り込むように写真を撮っていると、想像をかき立てられてとても楽し。 コケの中からキノコがにょきにょき。こういうのを見つけると愉快。陽の当たる場所には花
一旦樹林帯から抜けて山の上を見上げてみましたが、分厚いガスで覆われていました。今日は上はダメね。 陽の当たる場所を狙って、花が咲いていました。樹林帯の中では見られなかった花。うまく住み分けられてるものです。白駒池
さすが白駒池周辺は立派な観光地。グループで歩きやすいようにと、最近敷かれたと分かる新しい幅広の木道が整備されていました。 池のほとりに建つ憩いの場。何人かが休憩していました。 以前に青苔荘を訪れたのは冬の時期だったので池は凍りつき周辺も雪だらけでした。生物を拒絶する寒さでしたが、今はいろんなところから生きる気配が感じられます。もののけの森
青苔荘から白駒荘まで池をぐるりと一周してみることにしました。このあたりはもののけの森と言われて、まさにもののけのような奇妙な光景が見られました。 コケの森のキノコ。余談ですが、自分の地元の方言で キノコのことをコケ と言います。一般的な苔のこともコケと発音するので、前後の文脈からどちらのことを言っているのかを読み取る必要があります。だいたいの場合、食べることを話題にしているときにコケという言葉が出て来たら、キノコのことを言っていると思って良いと思います。
白駒荘から高見石小屋へ
青苔荘に比べ、白駒荘は池の水面と高さが近いですね。ここに泊まって景色を見ながらのんびりするのもよさそうです。 どうやら八ヶ岳は雲に覆われているようですが、他のエリアはもう晴れていそうです。小海のほうには青空が見えました。 このまま来た道を戻るのもなんなので、高見石小屋のほうを廻ってみる事にしました。ちょっとした標高差ですが、登るほどガスの濃さが増していきました。 展望ゼロ。かろうじて小屋の屋根が見えました。 ガスが濃いと警戒心も薄れるのか、野鳥がかなり近くまで寄って来て、何かをついばんでいました。大人の休日でした
3時間ほどの森の中のゆるハイク。リフレッシュできました。
さらにリフレッシュしようと温泉に入り、その後ソースカツ丼と、おまけに蕎麦も食べたんですが、食べ過ぎてしまいちょっと後悔。
のんびり、しっとり、ゆるハイク。
大人の休日、いいですねえ!
さすが、大人の9botaさん、、、?
いや、なんか違和感が。
やっぱり、がっつり・ガシガシな方がしっくり来るなあ。(ときどきトホホも)
はい、ボク大人。ガッツリとかガシガシとか、そんなハイクは大人には似合いませんもの。トホホも当然無しです。
う~ん、大人だ。
山ではつい晴れを期待してしまいますが、こんな日に歩くのも悪くない。
いや、コケむす森を歩くには丁度よい天気のような気がします。
いや、でも晴れも捨てがたいですが(笑
自分もソロ歩きをする時にはのんびりと大人歩きしてみます^^
はい、ボク大人。晴れの日以外でも山を楽しめる例ということでよろしくお願いします。でも確かに晴れが良い。ソロ歩き…、いつかナカーマになってください。