未踏峰



夢、持ってますか?

何かしらのハンデを持つ若者3人が、かつての名クライマーが営む山小屋で縁を持ち、ヒマラヤの未踏蜂に挑むという。一時は人生に絶望していたそれぞれが、山小屋での労働から生きる力を取り戻し、そして生まれたヒマラヤ未踏蜂登頂への夢。ぼんやりした夢から、明確な目標に変わったヒマラヤ。山の素人だった主人公たちが何年もかけて登山の訓練を積み、ヒマラヤへの準備を整え、そして…。


北ヤツでの山小屋の様子があたたかく描かれていて、なんだかほんわか。山小屋を舞台に生きる意味を見つけていくストーリーは『春を背負って』に共通するものを感じました。実際にはそんなに甘くないんだろうけど、ついつい山小屋で暮らしてみたいな、なんて思ってしまったり。

春を背負って

2015-09-05

夢。

夢とまでは言えないけれど、若い頃はもっと、「こんなことやってみたいな」「こうなりたいな」みたいなものがあった気がします。今の自分にそう言えるものがあるかと言うとビミョーだし、それにむかって努力しているかと言われれば、まったくできていません…。

いつもの仕事。普段の生活。週末の息抜き。それなりに充実していなくもないけれど、なんとなく時間が過ぎ去っていくだけの日々。何年越しか、何十年越しか、叶わないかも分からないけど、夢があったほうが、生きる価値のある人生だったと思えるのかもしれません。



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The 9th trail. のあるじです。右往左往しています。