春から初夏、そしてすぐに夏がやってきそうです。いい季節になりました。これからに向けた備品の点検と、冬の備忘録など。
ペグのループ
わが家にある山行用のテント、ステラリッジやエスパースに付属していたペグ。今までループを付けてなかったので、手でペグを抜くときにちょっとタイヘンでした。というわけで今さらですが、細引きでループを付けてみました。これで抜きやすくなるかなー。ただ、今までの経験から、山のテン場でペグってあまり活躍していないような気がしてます。風の影響を受けそうなテン場ほどペグが効かずに石を使ったり、風の影響が無さそうな場所ほどあまりペグを打つ必要がなかったりして。いずれにせよ、フルペグダウンってしたことないかも知れません。
雪用のペグ
雪深いテン場では石でテントを固定することが困難なので、やはりペグが重要になってきますね。というわけで、すっかり季節外れのネタになってしまいましたが、手持ちのスノーペグの備忘録。
この冬に導入したクロスペグです。クロスペグは竹板で自作するのが定番のようですが、金属製がカッコ良かったので何個か購入して使ってみました。(ちなみにループとミニカラビナは自分で付けました。)これを雪に埋めたときの保持力はさすがの一言でした。深く埋めるほどしっかりと固定されていきます。しかし、雪を踏み固めすぎたり、雪の中で凍りついてしまうと、ペグ回収の難易度がアップしてしまいます。何かと忙しい朝の撤収時、雪を掘ってペグを発掘する時間とパワーはあまり使いたくないんですが、これ一つで700円ほどするので必死にならざるを得ません。竹製の安価な自作品なら、回収できない時の環境的(&おさいふ的)ダメージは少なそうなので、先人たちはそのへんも考慮していたのかも知れません。
保持力と雪からのペグ抜きの容易さを両立するペグがないかなー、と思っていたところ、これだと思えるものを発見。『Easton Gold 24”』をゲットしました。なんとこれ、62cmもあるペグです。冒頭の比較写真を見ればその長さが良く分かると思いますが、よくある15cmペグに比べて、どんだけ長いんだー ってかんじですね。テントのポールのように細いペグですが、長さ方向で接地面積を稼いでくれているのか、なかなかの保持力のようです。ガイライン方向からかけるテンションには強く、抜き取るときは長手方向にスッと抜けるところがいいですね。冬期は入荷待ちの状態が続いており、やっと入手できたときにはもう春でした。結局この冬は使うチャンスがなかったので、デビューは来シーズンにお預けになりそうです。次の冬が楽しみだなー、と思う春なのでした。
おはようございます!
こんな長いペグあるんですね~。
冒頭の写真見た時、トレッキングポールかと思いました(^_^;)
山道具の世界も奥が深い…
80cmって凄いですね。
これ、どうやって運ぶんでしょうか?
でも、これ街中で持ち歩くと確実に職質受けそうですねw
To: Ameさん
>こんな長いペグあるんですね~。
もちろん雪や砂にしか使えないペグですが、たしかに長い。
わたしも最初はビックリでした。
人によってはトレッキングポールとして使えるかもしれないですね。
いろんな道具があるもんです…。
To: おたまさん
>これ、どうやって運ぶんでしょうか?
雪山にテン泊しに行く時はだいたい大きなザックになるので、
ザックの横にくくりつけだと思います。
でもちょっと出っ張るかな?(汗
>でも、これ街中で持ち歩くと確実に職質受けそうですねw
ピッケルやストックは先が鋭利とは言え
山道具として認知されてる面もありそうですが、
この得体の知れないペグはヤバいかもですね。(笑