飛びます! 北海道ツアー



2016.1.10~12、スキー仲間のオッサン4人で北海道に行ってきました。冬の北海道へ行くのでもちろん目的はスキーです。と言いたいところですがそれだけではもったいない。スキー以外にもグルメに温泉、観光にと、いろいろ楽しんできました。

自立

自分周辺の同世代の家族持ちの状況をみると、そろそろ子供が中学へ進み、さらには高校へと、どんどん子供が成長ちう。成長に伴い子供たち自身が忙しくなってくると、家族単位で過ごす時間が減ってくるのはどこの家庭でも共通しているようです。

今までは家族や子供を中心に休日の予定を組み、良きパパさん(を演じていた)と思われていた人物も、気が付けば孤立し始めるケースがチラホラ。いやいや。孤立だなんてさみしい表現は使わずに、子供が自立し始めたと喜ぶことにしましょう。(必至

というわけで、家族や子供に相手にされなくなった オッサンたちで集まり、スキーを楽しむことにしました。行き先は思い切って北海道を企画。くしくも暖冬のこの冬、本州のスキーどころは雪不足で惨憺たる状況。エルニーニョによる雪不足を予見したわけではありませんが、雪がたっぷりの北海道を選択したことは正解でした。北海道へ飛びます!

挨拶代わりに

今回の旅の拠点は小樽です。スキーだけが目的ならスキー場の目の前に宿を求めるべきですが、他に求めたいものがあったり、安いツアー料金を求めた結果、小樽になりました。

挨拶代わりの海鮮

現地についたらまず海鮮。そのへんにある回転寿司やどんぶり屋のレベルが高くて、着いた途端に胃袋が大満足なのであります。

雪質がワンダフル

きゃっほい!

海鮮食べたらさっそくスキー。やっぱり北海道は雪質が違いますね。それほど標高が高くないスキー場でも低い気温のおかげかサラサラのパウダースノー。枯れ気味のオッサンたちは大はしゃぎ。
ちなみに今回の旅で利用したスキー場はこの3つ。
キロロ
札幌国際スキー場
朝里川温泉スキー場
他にも小樽から行けるスキー場として、天狗山オーンズ などがあり、こじんまりながらもアクセス良好だったり、ナイターで滑れたりと、小樽の街中が拠点でもいろんなスキーの楽しみ方ができるのですね。

美味しい小樽

カンパイ! はサッポロクラシック

さて、オッサンがスキー場でキャッキャウフフしてる話はつまらないのでこれくらいにして、メインの(メインの?)グルメ記録へ。北海道は美味しいものがいっぱいだもんね。

「ジンギスカン? けっ」なんて思ってる人、多くないですか? かつてはわたしもそうでした。独特の臭みがあり、旨みが少なく硬い肉の焼肉だなぁ、という印象でした。でもね、そんな人にはここの生ラムのジンギスカンを食べて欲しいです。ウマすぎてビックリするはずです。

赤味主体の肉質は旨みがあり、脂身が少ないのでサクサク食べられます。ほのかに羊臭がありますが不快なものではなく、未年の2015からのトレンド もあるので、ラム肉はクセになりそうです。

ラム・ミート・テンダー with Butchers

2015-11-14

ジンギスカンは野菜と一緒に食べるところがまた良い。モヤシやタマネギはもちろんですが、丸いジンギスカン鍋の周囲の凹みに長ネギを一本回し入れ、ハサミで切りながら食べるのがオススメ。肉汁を吸った野菜がウマいのだ。ここまでおいしくて、しかもリーズナブル。ワイワイやりながらの食事にオススメです。

小樽ではかなり有名な人気店のようです。若鶏の半身をカラリと揚げたシンプルな料理が人気で、これがまたウマイ! アツアツの半身揚げにかぶりつくと、パリパリの皮の食感と、絶妙な塩加減のジューシーな肉感がたまらんのです。

なるとを真似た店や、スーパーの総菜コーナーにも半身揚げがあるそうなんですが、やはりなるとの半身揚げがおいしいんだそう。肉の内部にまで浸みた塩味のつけかたが絶妙なんだとか。(地元民談)

半身をぺろり

ビール片手に各自1つ、半身をぺろりと平らげました。骨のある若鶏の半身は、解体作業を伴いながら一心不乱に食べることになるせいか、みんな無言になります。その点はカニと似ているかもしれませんね。半身を食べ始める前に十分おしゃべりを済ませておいて下さい。(笑

ちなみにわれわれが訪れた時、すでにその日のラストオーダーをとった後の時間だったので一旦は入店を断られてしまいました。ハラペコで、しかも小樽の滞在日程的に今を逃すともうチャンスが無いので必死にお願いし、なんとか食べさせてもらえました。その時たぶん、オッサン達は般若のような顔をして頼み込んでいたんだと思います。

吹雪の小樽運河

冬の小樽は観光地としてはオフシーズンなのかも知れませんね。店が早く閉まり、観光客もまばら…。あ、吹雪いてるからか? うーさむい。凍えた体にはあったかいものが食べたいね。

というわけで夜に開いていたラーメン屋へ。観光地のラーメンはハズレの場合も多いけど、ここはちょっと街から外れた地元系。味噌、塩、いずれもハイレベルでおいしゅうございました。

番外:タクシー運ちゃん謹製、鮭の燻製(非売品)

2日目の夜、あっちからこっちへと、色んなところへ連れて行ってくれたタクシーの運ちゃんがいました。われわれが店で食事をとっている間、なんと自宅から鮭の燻製を持ってきてくれました。自分で作った自家燻製だとかで、「酒のつまみにしてくれ」と。なんて粋。

無造作にビニール袋に入れられ、食べやすくスライスされた鮭の身からは、燻製のいい香り。かなりハイレベルなおいしさでした。あざす! 小樽。人情味あふれる良い街でした。

いろいろ行ったよ

札幌

ちょっとだけ札幌の定番観光地へも。

さらに札幌の奥座敷である定山渓温泉からさらに奥に入った豊平峡温泉へも足をのばしました。この旅で計3ヶ所の温泉に入りましたが、ここが今回のベスト。加水や循環をしていないのはもちろん、加温や貯湯もせずに地中から湯船にダイレクトで入れている純粋なる源泉100%温泉なのです。

炭酸カルシウムや鉄分などが湯船に結晶化している様は鍾乳洞の様相。お湯の色は褐色というのか緑色というのか、とにかくいろんな良いものが入っていそうです。ちなみにここを訪れるときには是非お腹をすかせて挑みたいところ。やけに本格的なインドカリー屋さんが併設されていて、館内に入った途端、その香りにやられます。

残念ながら、他で食事を済ませた直後だったのでカレーは食べれませんでしたが、この旅でここのカレーを食べれなかったことが悔やまれるほど、良い香りでした。

最後は千歳で

帰りの飛行機は夜も遅い便。発つ前に北海道で最後のごちそうを味わおうと、千歳の市街地へ。

海鮮が得意な居酒屋で、北海道各地から新鮮な素材を仕入れているのだとか。お造り、白子、牡蠣、本シシャモなど、どれもウマイ! 出発までのタイムリミットの約1時間、悔いの無いように食べまくりました。あれもこれもと短時間で必至になってオーダーした結果、滞在時間の割には出費がかさみましたが、質を考えると十分割安。

最後までたっぷりと北海道の幸を堪能しました。

本州の街の明かりがキラキラ

楽しくて美味しかった北海道。

また来ます!

飛んだ結果

というわけで、スキー、グルメ、温泉など、色んなものを求めて『北海道に飛んだ結果』は大正解。しかし、エクストリームを求めて『北海道で飛んだ結果』、たいへんなことになったメンバーが約一名。

最終日の最後の最後の一滑りで、事故は起こりました。北海道スキーのラストを華麗にキメようと思ったんでしょうか。

キッカーでジャンプして

着地失敗

転倒

そして、

骨折!(涙
痛い痛いと言いながら、北海道から東京まで自力で帰宅できたものの、翌日病院で診てもらったところ肩を骨折していることが判明。今冬初滑りにして、早くも氏のシーズンは オワタ ようです。 (チーン…

代弁します。

トホホ…。

オッサン諸君。気を付けましょうね。



6 件のコメント

  • おはようございます♪
    北海道を堪能されたようで、羨ましい限りです。
    そう言えば、私が小樽に行った時も吹雪だった様な?
    冬の日本海は荒れる事が多いので、小樽も吹雪が多いのかもしれませんね。
    北海道のスキーも楽しいですが、北海道のキャンプ場でジンギスカン食べたり、トレッキングもとってもイイですよ♪
    私も北海道行きたいなあ・・・・

  • いいなー北海道。どの食事もおいしそうー。
    くぅぅ。
    魚→肉→肉→麺→魚と来ましたか―。
    きっと食事のバランスに気を使っているんですねー。
    さすが、オッサン!

  • To: Gianさん
    >北海道を堪能されたようで、羨ましい限りです。
    堪能しまくりました~。やっぱり北海道はいいところですね。
    ウィンタースポーツ以外で冬の北海道を訪れる人は少ないのか、
    小樽はかなりガラガラなかんじでした。
    >冬の日本海は荒れる事が多いので、小樽も吹雪が多いのかもしれませんね。
    千歳から日本海側に向かうにつれ、みるみる空模様が変わっていきました。
    でも本州の日本海側の荒れ方の方が酷いような気がしました。
    今度は良い季節に北海道キャンプも行きたいな~。

  • To: mokaさん
    >いいなー北海道。どの食事もおいしそうー。
    食いしん坊にはたまらないですね~。
    特色ある食材や、独自の食べ方の文化があって、
    違う土地は面白いです。
    > 魚→肉→肉→麺→魚と来ましたか~。
    バランス重視!
    もう若くないので、
    肉→肉→肉→肉→肉 は無理でした。w

  • ブログを飾るトホホの文字
    もう本人でも他人でも構わない
    トホホの文字さえあれば….
    もとい。とふぉふぉでしたね。すいませんw
    北海道男旅。
    こちらの男旅も濃厚ですね。コッテリw
    豊平峡に行く辺りが、通だなぁ
    グルメ三昧!グルメブログ万歳!

  • To: u10さん
    >もう本人でも他人でも構わない
    みなさんトホホを求めてるんですねー。わかりました!
    ボクはもうトホホ卒業なので、周りで起こったトホホ集めにがんばります。
    >豊平峡に行く辺りが、通だなぁ
    ここそれなりに名が知れてるんでしょうか?
    人気の無い秘境をイメージしていましたが、
    それなりに観光地化していました。
    >グルメ三昧!グルメブログ万歳!
    がんばります!
    豊平峡でカレー食べなかった所はグルメブロガー失格ですが。

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