ことしは申年。謹んで申年を迎えるにあたり、おさるさんのご尊顔を拝さねばと、今日本で最も有名なネイチャースポットの一つ、地獄谷野猿公苑 に行ってきました。
歩きます
そこそこ歩きますのでそれなりの備えを。野猿公苑へは横湯川の右岸左岸両側からアクセスできるのですが、冬期は湯田中渋温泉側が一般車通行止めになるので、上林温泉側からアクセスするのが基本となります。30分ほど未舗装路を歩きますがほぼフラットなので体力的な心配はないと思います。ただ、ちょっとした凹凸や傾斜があり、積雪や凍結の際はご注意を。この日は積雪があり雪道への不慣れと観光装備の方が多いせいか、しばしば転倒者を見かけました。
展望の無い林の中をしばらく歩くと横湯川に出ます。川向こうに建つのは地獄谷温泉の一軒宿の 後楽館。歩かないと来れない鄙びた宿ということで、ここも魅力的だなぁ。 地獄谷の河原にひと際目を引く噴泉。ずーっと勢い良く噴出しているので、もう間欠泉の域を超えてるかんじです。 暖冬であまり雪を見ていなかったのでなんだか嬉しい。スノーモンキーを観るにはおあつらえ向きの天候になってくれました。 通路を通れずに困るMマ。先に進むとふつうにサルが現れ始めます。その辺にふつうにいます。どのサルも人慣れしているようで、人間がすぐそばを通っても無反応。逆に人間のほうが気を使ったりして。猿だらけ
みんなが野猿公苑で一番観たいのは温泉につかるスノーモンキーの様子。きっとあそこがお風呂になってるんだな。 きゃー、サルいた! 今までどこかで見てきた写真や映像はほんとうでした。ほんとにサルが温泉に浸かってます。しかもたくさん。 さすがに長時間の入浴はのぼせるのか、ときどきお湯から出てきます。当然風呂上がりは体が濡れたままですが湯ざめしないのかしら?やはり人気だった野猿公苑
日本人よりも外国の方が多く、ざっくり8割ほどは外国の方だったのでは。最近は外国のツーリストといえばアジア系が目立ってますが、ここは欧米系の比率が高かったような印象です。日本の野山ではサルは珍しくはありませんが、そもそも北米・欧州には野生のサルが存在せず珍しいみたいですね。しかも日本以外でサルが生息する地域は温暖なエリアがほとんどのため、スノーモンキーを見れるのは日本だけなんだとか。
メディアにも多くとりあげられており、世界的にも貴重で大人気のスノーモンキーなのでした。サルは山の神の使い、サルは山の賢者、という謂れがあるようで、サルにあやかるためにも申年の2016、野猿公苑を訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、さる年に赤いパンツを履くと縁起が良い、という謂れもあるそうです。
お土産屋に赤いパンツは見当たらなかったので、手ぬぐい買いますた。
こんばんは
やっぱり冬の野猿公苑の方が雰囲気があって良いですね~(^^)
9月に長野に行った際に野猿公苑に立ち寄りましたが、
暖かいせいで数匹しか温泉に入ってませんでした。
その時も外国人の方多かったですね~
京都の大文字山山頂でも感じましたが最近は外国人の方が
日本の観光地について詳しいんじゃないですかね?(^^;)
To: akimichiさん
>暖かいせいで数匹しか温泉に入ってませんでした。
残念。>_< 暖かい時期はお猿さんたちもアツイ風呂にはあまり 入りたがらないみたいですね。ピークは冬か。 >最近は外国人の方が日本の観光地について詳しい 確かに。(^^;
野猿公苑の麓の信州中野の住人です。
今年は暖冬で雪が少ないです。
本日1/18は東京でも6cmの積雪があったようですが、積雪地の当方もやっと雪が降りました。
これから本格的な寒さになりますので、お猿さんたちも温泉が恋しくなると思います。
ぜひまた、訪れてください。
To: ねくさん
コメントありがとうございます。
>積雪地の当方もやっと雪が降りました。
ようやく降るべき所にも降ったと言うかんじでしょうか。
生活面では雪かきなどの負担はありますが、
スキー場とか、水源確保とか、無ければ無いで困っちゃいますね。雪。
>お猿さんたちも温泉が恋しくなると思います。
わたしも温泉恋しいです。(笑
湯田中、渋あたりは大好きで、また行きたいなー。