薪ストーブや石油ストーブを冬の暖房器具として幕内に持ち込むキャンパーさんは多いですが、良くも悪くも幕内が快適過ぎてアウトドアなのにインドアに引き籠りがちになっちゃいますよね。11月初旬に訪れた千葉県の森まきでは薪ストでオープンスタイルに挑戦してみたわけですが、薪ストのパワーのおかげでわたしのような軟弱者でも一晩普通に過ごせることが判明。ただ課題も見つかったので、オープンスタイルでもっと快適に薪ストライフを楽しむためのアイデアを用意して、12月の森まきに挑みました。
流通開始?
本題の前にフロンティアストーブ事情を。わが家が所有するフロンティアストーブはクラシックMINIにも積載可能なコンパクトさと3本の足でスマートに立つスタイリッシュなデザインが特徴。キャンパーさんに普及率が高い国産の時計型ストーブに比べると小さい本体と細い煙突ゆえか、火のコントロールが難しいストーブですがとってもお気に入りです。
そんなフロンティアストーブ。わたしが知る限り昨シーズンまでは国内で取り扱う業者さんが不在だったので英国から個人輸入するしか手が無かったんですが、今シーズン、マイクスさん が取り扱いを始めているようです。
はみ出ちゃうのです。
さて本題。一部の△テントを除き国産の時計型ストーブを使用する多くの方は『煙突横出し』で設営していると思われます。ストーブ設置にあたっては幕除け作成と煙突支持の支柱が必要になるみたいですね。その点フロンティアストーブはテント屋根に取り付けたアダプタ(穴)から真上に煙突を出すスタイルのため幕除け作成も支柱も不要です。テントのテンションで煙突を保持してくれます。必要なのは幕に穴をあける勇気、覚悟、(奥様からの非難に対する忍耐、あるいは鈍感力)などです。
そんな煙突ですが、タープ下にフロンティアストーブを設置する際真上に伸びた煙突をどうすべきか困ります。オープンタープに薪スト穴をあけるという案もあるんですがなんだか異様ですよね。なので煙突がタープに当たらない程度に薪ストをタープの外に出すことになるんですが、こうすると雨が降って来ると薪スト本体も濡れて困ったことになります。また、オープンスタイルとは言え少しでも暖かく過ごすためにはタープの屋根下に薪ストをインしたいところです。(写真:雨が降ってきたので、薪ストをタープ下に移動した、の図。)うーむ。タープ下に薪ストを配置しかつ真上に伸びる煙突をどうするか…。(悩煙突曲げましょう。
まあふつうに考えると、真上に伸びる煙突を一旦横方向に伸ばしてから上方向に立ち上げていくことになります。となると、いかに煙突を取りまわすかという話になり、そのための良い案(良いパーツ)探しがキモになるわけです。でもなかなかいいのが見つからないのでした…。
フロンティアストーブの煙突径は60mm。家庭用薪ストあるいは国産時計型薪ストの煙突径はもっともっと太いため、まったくサイズが合いません。60mmの煙突なんてないんですよね。かろうじてガス配管用途で 60mmという金属管があるみたいですが、肉厚の薄いペナペナの蛇腹タイプみたいでどうもピンときません。そんな折、オージーなお国からやってきたozpigのアクセサリーを見ていると、よさげなパーツがあるではありませんか。うふ。
それがこちらです。ozpig はアクセサリーが豊富で火遊びグッズや薪スト料理グッズなどがいろいろ揃ってますね。そんななか『オフセット チムニー』という煙突を曲げるパーツを見つけました。これこれまさにこういうのを探してたんですよね。ozpig の煙突径も公称60mmでフロンティアストーブと同じ。キター。ただし 60mmと記載してあってもコンマ数ミリ違うだけで入らなかったりするので合うかどうかはやってみないと分かりません。でもひょっとしてシンデレラフィットするかも、と期待が膨らみます。わくわく。 ozpigもフロンティアストーブも煙突の継ぎはオスメスになっており、はめこんでいくだけです。まずozpigのメスにフロンティアストーブのオスを継いだところ、サクッと入りました。ヤターッ! しかしozpigのオスがフロンティアストーブのメスに入りません…。ガックシ。(-_-# でも、どうにかならないかと試行錯誤した結果、フロンティアストーブのダンパーが付いてるパーツの内径が他に比べて若干太い事が判明。煙突内部のバリを取ったり力ずくでハメ込んだりした結果なんとか結合できますた。ヤターッ! 結果、いちおうこんなかんじで自立するまでにできました。ホッ 一見すると純正品のような美しい仕上がりですが、ちょっとハメ込みが浅いので外れた時のリスクを考えて何かで支持しないと心配だなぁ。 で、タープのポールに『立バンド(配管用の金具)』で固定してみました。これで安全安心。 そして実戦投入。森まきでのソロ薪スト部にて。煙突をタープの外に出しつつ、薪スト本体をグイッとタープ下にセッティングできるようになりました。この日は快晴で雨の心配はなかったんですが、夜露の心配は常にあるのでタープ下にセッティングできるようになったことでその心配もなくなりました。見た目もシャープな印象で満足満足。もう1段オフセットすれば、もっとタープの内側に薪ストをセッティングできそうですが、ちょいと不格好かな? しばらくこれで使ってみます。
おはようございます
ozpigとfrontier stoveって煙突径合うんですね!
えっ?いや、ぜんぜん興味なんてありませんよ…
それにしても週末のwanwan家の幕は快適だったなぁ…
今一番欲しい薪ストがこれです。
買えませんけど。
┌|∵|┘
埴輪みたいでかわいいですね。^^
こんにちは!
先日のレポを見てオフセット煙突が気になっていたんですが、純正品ではなかったんですね~
オフセットが可能だと、オープンタープのみならず、シェルター内でも設置場所の自由度が高まりますね!
この記事見て一瞬不覚にも、「あ、これなら無理せず穴あけ不要でピルツ内に設営可能かも。。。」と思ってしまいましたが。。。。(^^;)
しかも、国内でも取り扱い開始!!
ああ。。。危険な記事をありがとうございます~~(笑)
前回の森まきの写真で、くねった煙突が気になって気になってしょうがなかったの
ですがこれでスッキリしました(^_^)
いや~流石ですね!
まさにフロンティア!!
To: MITSUさん
>ozpigとfrontier stoveって煙突径合うんですね!
かなり無理矢理でしたが…。(^^;
>えっ?いや、ぜんぜん興味なんてありませんよ…
△に煙突って最高だろうな~。
あったかいぜぇ~。
>それにしても週末のwanwan家の幕は快適だったなぁ…
もう日本でも買えまっせ~。
ソロ薪スト部しましょう!
To: 小鳥さん
>買えませんけど。
そっか……。
>埴輪みたいでかわいいですね。^^
じゃあ、かわいい所だけ買うっていうのは?(笑
To: ちぃまめさん
>シェルター内でも設置場所の自由度が高まりますね!
そうなんです。あんなところやこんなところ、置き方自由自在!
薪ストは結露ありませんよ~。
灯油ストーブ焚いた時の結露とはおさらばできますよ~。
>ああ。。。危険な記事をありがとうございます~~(笑)
おいでおいで~。(笑
To: えふぅさん
>くねった煙突が気になって気になってしょうがなかった
家庭用の煙突なら、立派なヤツがたくさん見つかったんですが、
60mm煙突って見当たらなかったので、これが見つかった時はヤターでした。(^^
>まさにフロンティア!!
現代ではフロンティアのことを、ヒトバシラーとも言うみたいですね。(T_T)
気のせいかタープが変わってるような。。。
いいですねぇ薪スト。
でも浮気したらフジカちゃんに怒られるなぁ(^_^;)
To: ちびるくん
>気のせいかタープが変わってるような。。。
気のせいじゃなかったりして…。
>でも浮気したらフジカちゃんに怒られるなぁ(^_^;)
拗ねちゃったフジカちゃん、引き取ります!(笑
こんばんは。
昨日は貴重なアドバイスありがとうございました(*^^*)
やはり幕に穴をあける勇気がないので(笑)違うストーブにしようかと……。
でもやはりフロンティアストーブが素敵(☆∀☆)
なので買ってから考えることにしました(^^)d
来月の連休に、MOMOパパさんが昨年行ってらした「高ソメキャンプ場」へ、フロンティアストーブ持って行ってきます!!!(行けるかしら?(笑))
色々ありがとうございました。
またわからない事がありましたら教えて下さい。
(追伸)
先月、平湯キャンプ場の帰りにMOMOパパファミリー御用達のツルヤへ潜入してきました。
ツルヤの魅力がよく解りました(^o^)v
To: まんまるユズさん
>なので買ってから考えることにしました(^^)d
おお~、それもアリですね!
ご決断おめでとうございます~。(^^
何事も、買う前にいろいろ妄想するのが楽しいですが、
薪ストは、買ってからも楽しいですよ~。
使いこなしも自分次第のところがありますので、お互い楽しみましょう~。(^^
>「高ソメキャンプ場」へ
ほど良く紅葉して、いい時期ですね。
自分もまた行きたいです。
なにかありましたら、またコメお願いします。
情報共有しましょう~。
ツルヤ LOVE w ですね。