モノはなるべく長く使いたいモノ。自分の過去の経験からすると、モノを長く使うにはソフトウェア面(精神)とハードウェア面(物質)がうまく噛み合わないと、なかなか長く使い続けられないように思います。
モノとの付き合い方
ソフトウェア面(=精神的)のコントロールは難しいですね。何がって、湧き上がるブツヨクを抑えるのが難しい。ある日ある時ある物がスッゲー欲しくなってそれを手に入れたとしても、その瞬間からまた別のモノが欲しくなる。それが同じカテゴリーの商品だったら手に負えません。常人(奥様とか家族様とか)からは冷ややかに見られているケースが多かったり。(汗
飽きの来ないものを選ぶと良いとか言われますが、個人的には適度に飽きが来て興味を失うくらいが次のブツヨクが湧かなくなって良いかも、と思います。周りを見ても、生粋のクルマ好きが新しいクルマを入手して「このクルマに一生乗る!」とか言っておきながら、一生乗ってるところを見たことがなかったりします。うん、まあ、しょうがなし。
『飽きの来ないもの』を自分流に表現すると、ド定番のモノ、古くからあるモノ、枯れてるモノ、シンプルなモノ、とかになるかも知れません。ハードウェア面(物質的)のコントロールもまたいろいろありますね。今の量産型工業製品って、修理をしながら長く使うスタイルをそもそも想定していないものが多く、壊れたら修理、じゃなくて、買い替え or 交換という思想のものが多い気がします。
たとえ修理可能だったとしてもえらく高額でお財布的・家計的コントロールが難しい場合もあり、これも長く使い続けられない障害になっていたり。すべてのモノが半永久的に使えるとなれば別ですが、そんな世界はきっと来ないのでこれからもいろいろ折り合いをつけながらモノと付き合っていくんだと思います。
LED
さて。なぜこんなことをつらつらと書いてるかと言うと、最近目に付いた消耗品の存在がきっかけ。個人的に、年末年始に交換するものと言って思いつくのが照明。子供の頃、家の照明はほぼすべて蛍光灯。蛍光灯は寿命があり、また冬の寒い時期になると点灯直後の暗さが気になり始め、新年を迎える前に気分一新! とばかりに、年末に家の蛍光灯を一斉交換していた記憶があります。
自分の子供時代にならって今のわが家でも暗くなってきた蛍光灯を交換しました。昔と違うのは、新しい照明は蛍光灯じゃなくて『LED』だということ。ここ数年、ダメになった蛍光灯や白熱灯を買い替える際 LEDを選ぶようにしています。たしかに高価ではありますが、それだけの価値があると信じることにしています。電球型の LED は東芝製がお気に入り。各メーカーが似たような LEDを作ってますが、電球型LED のまんまる度は東芝が一歩リードしています。 交換完了。わが家には壁に直接ソケットが出ている場所があり、ここは電球型の形状の美しさがそのまま見えてしまうので電球の外観は重要なんです。昔ながらの白熱電球が姿形はもちろん照明の色や配光が美しいですが、最近の LEDもがんばってますね。低消費電力で寒くても点灯直後から明るい。LEDスバラシイ。これで気持ち良く新年を迎えられそうです。ヨカッタヨカッタ。やっぱり難しい。
湧き上がるブツヨクを抑えるのが難しい。