冬は鍋がおいしい季節。
はふはふ。
鍋ルネサンス
鍋を食べるために欠かせないものと言えばだし汁と具材。だし汁に関してはもちろん自分でだしを取ってもいいですが、出来合のスープが市販されておりなかなか便利ですよね。薄めずにそのまま使えるスープは定番ですが、何ぶん重い。最近は『鍋キューブ』のような顆粒を固めたものや、『プチっと鍋』のようなポーション状のものも登場し、山行やキャンプに持って行きやすいんですよね。アウトドアで使いやすい出汁なんて鍋ルセサンスか。 先日のしぞーかで、げんさんから鍋キューブとレシピ本を頂戴しました。ありがとうございます!あれから寒い冬に突入。鍋キューブももらったことだし「家でしっぽり鍋でもしたいねー」なんて思いましたが、あ。わが家の土鍋が…。(汗
オレの土鍋
以前紹介しましたが、むかし遊びで作陶活動をしてた頃に製作した土鍋。自分が作ったものとしては大物の部類です。量産品の陶器はガス窯、灯油窯、電気窯などで焼成することがほとんどですが、これは穴窯で焼成したもの。燃料として薪を使う窯にはいろいろありますが、『登り窯』っていう響きは聞いた事があっても、一般的に『穴窯』はあまり馴染みがないかも知れませんね。穴窯は地面を掘った半地下状の形状をしており、窯の中のどこに器を置くかで作品の出来が全く異なってくることが多く、それがまた予想出来ないのが面白い所です。特に灰のかかり方や内部の気流によってですね、うんぬん…、と、とにかく! (キリッ めんどくさい事はおいといてこの土鍋は自己満足度が高い一品なのであります。 鍋の内側には釉薬を施しており、これに『貫入』というヒビのような表情が加わり使い込むうちに黒ずんできます。ただの汚れと見る事もできますが、ヒビが模様のように明瞭になってくるところがまた味わい深かったりします。そんなお気に入りの土鍋で食べる鍋は最高なのであります。ごはんを炊いても当然美味しいし、鯛飯なんて作った日にはもうたまらん…、ハァハァ。(土鍋萌 そんなお気に入りの土鍋ですが、ハードユースにより鍋本体がヒビ割れてきました。(涙 おかゆを炊いたりすれば陶器の多少の隙間は埋めることができますが、これはダメージが大きそうです。ジュルジュルと漏れてくる…。さすがに危険な状態なので、残念ですが現役を引退してもらうことにしました。今後はオブジェとして生きていって下さい。
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