椅子の話して いっすか。
オフィス環境
コロナ禍で変化した働き方。出勤して働くことがあたりまえだった日本に急に普及し始めたテレワーク。メリットデメリット含めて働き方はある程度順応していけるんですが、本気で働こうと思うと自宅は環境が整っていないことに気づきます。うん、本気出ないのは環境のせい。
厚生労働省のホームページには作業環境整備のポイントが掲載されています。明日からテレワークですから、なんて言われても全員がこんな環境を持っているはずもなく、わたしの周りでもテレワーク苦労話が飛び交ってます。パソコンやヘッドセットなど導入すれば済むものもありますが、みんな苦労しているのは自宅でのオフィス空間確保。オンライン打ち合わせしていても回線の向こう側で子供が遊んでいたりして、お疲れ様です。幸いわが家は狭いながらもパソコンスペースを確保してあったのでそこをオフィス化できたんですが、ひとつ困ったことが。
椅子が無い! いや正確にはあるんですが、長時間労働に適した椅子がないのであります。おかげで腰が痛くなるありさまで、椅子の重要性を再認識いたしました。はい。
ワークチェア
本気を出して働けるようにとワークチェアを物色し始めました。
この手のチェアで思いつくのはハーマンミラー社のアーロンチェア。人間工学に基づく高機能ワークチェアで、20代の若かりし頃の憧れチェアでした。しかし当時の若造には高級,高価格チェアには手が届かず、がんばって入手したとしても狭いアパートには置くスペースもなく、憧れのまま終わったのでした。
そんなアーロンチェア、当時の姿を保ちながら今はリマスター版として入手できるんですね。人気は健在のようで、ワークチェアを物色していると上位にヒットするんですが、いちばんベーシックなやつでも10マソオーバーでやがります。あれからうん十年、若造からオトナへと少しは成長したかもしれない自分ですが、やはりアーロンチェアは高嶺(高値)の花。まだ憧れとしてとっておこうと思います。
現実的に手の届く範囲でミドルクラスの機能性チェアを物色したところ、今は魅力的な製品がたくさんあるんですね。特に国産メーカーががんばっており、わたしはオカムラのシルフィーを選びました。ヘッドレストや肘掛などあとで追加できるものは省いてシンプルなプランを選び、例の給付金の半分くらいの額で導入できました。 座面高さ、座面奥行き、リクライニング、背もたれバックカーブなどの各種調節機構が備わっていて機能性は十分。機能性が前面に出すぎてガンダムチックな見た目になることもなく、やわらかいカーブなどデザインも秀逸。一般家庭にも馴染みます。バランスボール
コロナ以前からソトアソビが減り、インドア派に華麗なる転身をはかりつつあったのですが、外に出なくなった代わりに出てきたのがお腹。今までの経験上、トレーニング機器を買っても続かないことは分かっているので、座ってるだけで何かやった気になるバランスボールを導入してみました。しかし飽きっぽい自分のこと、その座るだけもしなくなることが見えていたので、部屋に放置してもインテリアとして成立するVivoraを選びました。
わたしの選択はまちがっていませんでした。バランスボールの効果に期待した座り方なんてすぐにしなくなり、オットマン的な使われ方になったり、ストレス発散用となったり、など。ただの大きい丸いものと化したバランスボールがビニールむき出しであったなら見るのも苦痛だったと思いますが、Vivoraはビジュアルがいいのでリビングに居場所を確保しています。
セブンチェア
わが家に五脚あるFritz Hansenのセブンチェア。そのうち二脚はすでに壊れて6年前に修理していますが、最近さらに2脚壊れました。ちなみに6年前の破損は二脚ともたまたまわたしが座っているときに破損したのですが、今回はわたしがやったのは一脚だけです。やった。(意味不明前回は購入したyamagiwaさん経由で修理をお願いしたのですが、今回はオフィシャルリペアパートナーのキルト工芸さんに直接依頼しました。幸い事業所が川崎市にありクルマで30分ほどの距離だったので、持ち込みで修理していただきました。
迅速丁寧で、ガッチリなおしていただけました。