谷川の対面より（撤退）

2015.10.3、谷川岳馬蹄形縦走路をちょっとだけ歩いて、すぐ帰ってきました。
憧れの谷川岳馬蹄形縦走路。土合を起点に谷川岳を含むＵ字型のコースをぐるりと歩く、まさに馬蹄の形。ガッツリと歩き甲斐のあるコースを秋の良い季節に歩くと言う事で、とっても楽しみにしていました。
楽しみにしてたんですけどね。
トホホ…。

土合橋の駐車場に集合。今回のメンバーは、
・u10さん
・ゴードさん
・忠太さん父子
・MOMOパパ
の男子５名。

みなさんそれぞれ前夜発し、途中で仮眠しながら到着した模様。みんなやる気だな。
ボクもやる気でした。

うわ、縦走路。
長丁場だなぁ。
歩けるかなぁ。 (ﾋﾖ…

「よいしょ」
と、テン泊装備が詰まったザックを背負うと、いつもより重く感じました。
実はこの一週間ちょっと体調不良でした。喉が痛く、ちょっと体がだるい状態がダラダラと続いていて、スッキリしないかんじ。でも山行を諦めるほどではないかなと思い、準備して金曜夜に出発してきました。
登山口から白毛門まではえんえんと樹林帯の急登。歩き始めるも、一歩一歩が重く、力も入らないかんじです。あまり歩きやすい道ではないこともあってか、足の運びもいまいちで、足下がフラつきます。
歩き始める前は寒いくらいの気温でしたが、歩いてくると体が温まってきました。でもすぐにそんな状態を通り越して、暑い、暑い。というか熱い。尋常じゃないくらいの発汗で、すぐに体中ビチョビチョ。
だいじょぶか？これ。

それでもなんとか登って行くと、樹林帯の切れ間から対面の谷川岳が見えました。普段ならこんなとき、テンションが上がる自分を認識するんですが、何も感じられないどころか、一気に弱気になってしまいました。肉体的にもツライし、精神的にも負け。
この時、
「今日はもうダメだな。降りよう。」
と決めました。
結局、登山口から一時間ほど歩いた所で撤退。他のメンバーとサヨナラして、一人下山しました。

今回は体調に若干の心配があったものの、程度は軽かったので大丈夫だろうと思っていました。でも、重いザックを背負っての急登は、自分が思っている以上に負荷が高いものだったんですね。
週末のたびにあっちへこっちへと出かけていましたが、それも健康な体があってこそ。山行の際は体調万全でのぞみたいと思いました。
帰宅後、発熱。
秋晴れのもと、自宅で安静にしていました。
とほほ…。