2015.2.21~22、奥鬼怒の秘湯、日光澤温泉に行ってきました。雪の遊歩道を歩き日光澤温泉にたどり着いた前編はこちら。
わん!
日光澤温泉の玄関口に近づくと、3匹のワンコたちが駆け寄ってきます。看板犬にふさわしく、愛嬌があり、よくなつく。(^^ ブーツを脱いでる時も近寄ってきたり、膝の上に乗ってきたり。落ち着く宿
基本的に山小屋は無駄なものが無く必要最低限。存在しているモノのすべてに機能性があり、そこに存在する理由が感じられる気がします。しかも、古いものでも永く大事に使われているところにも好感。日光澤温泉はカテゴリー的には山小屋。そんな山小屋ならではの良い雰囲気を漂わせつつ、温泉旅館に近い感覚で利用できる希少な宿だと思います。 通された個室にはコタツ。ポットには熱いお湯と、急須にお茶も。山小屋らしからぬ設備とサービスです。このあたりは山小屋ビギナーでも安心して訪れられるポイントだと思います。 ちょっと小屋の中をうろうろ。談話室(兼、乾燥室)の薪ストには火が入り、とってもヌクヌク。各種山雑誌もたっぷりあり、しばし読み耽ったり。 奥には囲炉裏もあり、ここもいい雰囲気です。温泉&食事&こたつ
一息ついたところで、楽しみにしていた温泉に入りに行きました。お湯は硫黄臭のある白濁系。これぞ温泉という泉質で、かなり自分の好みです。硫黄臭はそれほど強くないですが、やはり帰宅後、衣服についた温泉の臭いがほんのり感じられたので気になる方はご配慮を。また、源泉をいくつも持っているようで、透明な泉質のお風呂も1ヶ所あり、複数のお湯を楽しめました。ちなみに、内湯は男女別、露天は混浴(!)になっています。ただ、露天は19:00~21:00は女性専用になるので、いろんなことが気になる方は計画的な入浴を。この時期は露天の雪見風呂が最高でした。極楽極楽。
この日はそこそこの人数のお客さん(16~17人)が利用されており、広い畳の間にズラリと並べられたお膳。こんなお膳スタイルには浴衣が似合いますね。宿泊客には浴衣と浴用タオルが付いていますよ。有料でバスタオルのレンタルもあるので、何も持たなくても泊まりに行けちゃいます。 子供用の食事はほぼ大人と同じですが、子供にだけカレーが付いていて、ちょっとうらやましかったり…。 食後は部屋のコタツでまったり。担いできた赤ワインやら、チーズやら、スナック菓子やら、みかんやらをつまみながら、他愛も無い話を。寝床につく間際、もう一度温泉で温まって、朝まで熟睡でした。Zzz…
よい目覚め
昨日に続き、本日も良い天気。でも午後から崩れてくるようなので、この日はさっさと下りる予定です。 まだ寝息が聞こえる各部屋の前の廊下をギシギシと歩き、朝風呂へ。山小屋の朝は早いのが常ですが、このシーズンの日光澤の朝は遅いようです。雪で閉ざされたこの時期、みなさん山歩きが目的と言うより、温泉でのんびりするのが目的のようですね。 風呂からあがってくると、台所から朝ごはんの支度の音が。 温泉に入ると体力使うんですよね。お米もおいしく、いつもよりたくさん食べちゃいます。おかわり!(3杯) ありがとう日光澤温泉。とっても良い宿でした。また別の季節に鬼怒沼とセットで来てみたいなぁ。あ、帰り際、ワンコたちがお見送りしてくれることを期待しましたが、休憩中なのか、玄関先にはいませんでした。また来ます~。ヒップソリ大会
宿を出発し、さっそくすぐ目の前の坂でヒップソリ! 復路は除雪された林道を下って行くのでヒップソリが大活躍。と思いきや、実際のところ林道ってソリ遊びを楽しめるほどの斜度がないんですよね。そんなに滑らない。 と、林道でのソリは全然スピードが出ないことは昨冬の雲竜渓谷の長い長い林道歩きで知っていたので、今回は長めのロープを持ってきてソリを引っ張って遊べる準備をしてきました。ひゃっほい! 行け~!
ぜぇぜぇ。。。
行け行け~!
ゴール
そんな調子でお互いに引っ張り合いながら、下りのほとんどを走って帰ってきたおかげで、だいぶ早く女夫渕の駐車場まで帰って来れました。
トンネルを抜けるともうゴールは目の前です。良いスノーハイク&温泉旅でした。
こういう旅の楽しみ方もあるんですねー。クルマを宿に横付けして、お風呂に入るのとは、まったく違う感じなんでしょうねえ。
いやーとっても素敵。
(三条もそうですが、、カラダをいじめた後→ご褒美 みたいなの好きですねぇ。Mパさんって!)
それと、木建具や裸電球や花柄ポットとか、すごい。。企画ものじゃなくて、現役って事ですもんね。
To: mokaさん
>こういう旅の楽しみ方もあるんですねー。
歩くだけの喜び。
山頂を目指すだけの喜び。
山屋さん的にはそれもいいですが、家族で楽しむには
他の喜びもセットにする必要性をひしひしと感じております。
今回も温泉だけじゃ足りなかったかも…。(汗
>カラダをいじめた後→ご褒美
この対照的なコントラスト感が良いのです。(^^
>それと、木建具や裸電球や花柄ポットとか、すごい。。
山小屋ってステキですね。
テン泊もいいけど、素敵な山小屋めぐりもやめられません。
MOMOパパさん おはようございます。
日光澤温泉(前編・後編) 楽しませていただきました。
写真だけみると 雪(MOMOちゃん)ゾリ たのしそうですね。(笑
山小屋と温泉宿の中間 ? 雰囲気のある宿 興味を持ちましたので
Webで検索 登山者やハイカーの立寄り湯 利用も多いみたいですね。
山小屋入門に良さげなので 家族に提案してみます!
犬好きの 娘は 写真に食いついて? ま~す。
沢沿い 遊歩道の残雪は いつ頃までありますかね?
素敵なお宿ですね(*^^*)
押して出すポットに赤い天板のコタツ懐かしく落ち着きそうな雰囲気♪♪
ひっくり返すと花札出来るヤツ??…失礼しました(笑)
雪歩きたっぷり堪能して、のんびりお宿( ´ ▽ ` )ノ
素敵なプラン行ってみたいです♪♪
雪たっぷり~
このわたぼうしとか、積雪量見てると
ワクワクしない?するよね?
いいね、山奥の温泉!
ももちゃんのカッパ、ピンクでモメてたけど、
赤に買い換えたの?冬用?
ゲイターがピンクだったから、
ちょいと気になっただけ(笑)
To: リーパパさん
>写真だけみると 雪(MOMOちゃん)ゾリ たのしそうですね。(笑
楽しそうな良い写真だけ掲載してますが、
さすがに延々と引っ張り続けるのは大変でした。
いい汗かきました。(笑
>山小屋入門に良さげなので 家族に提案してみます!
ここはかなり温泉旅館に近く、至る道も比較的安全なので、
入門にピッタリだと思います。
あえて旅館との差を上げてみると、
・歯ブラシセット無し
・シャンプーリンス無し
・部屋に鍵無し
・ふとん敷きはセルフ
・トイレ共同
・夜は静かに早めの就寝
そして、
・プライスレス有り!(笑
>犬好きの 娘
実は私、子供のころに犬に噛まれ癖(?)があり、
ちょっとしたトラウマがあるんですが、
ここのワンコ達は愛嬌良くて大丈夫でした。(笑
>沢沿い 遊歩道の残雪は いつ頃までありますかね?
4月中旬くらいまではあるかな…。
遊歩道は最初の上り下りさえクリアすればあとは概ねフラットで、
この時期でもアイゼンの必要性を感じないほどでした。
To: もえここさん
>落ち着きそうな雰囲気♪♪
我々(我々?笑)が子供のころに使ってた昭和なグッズが、
ここではまだまだ現役で活躍してました。
懐かしくてホッとしますね。
コタツで札でも牌でも、楽しんじゃってください!(笑
>雪歩きたっぷり堪能して、のんびりお宿( ´ ▽ ` )ノ
雪の閉ざされ感がまた良かったです。秘湯ムードも強調されて。
無雪期は山を越えれば、鬼怒沼、日光湯元、さらに尾瀬など、
いろんなルートが組めそうですね。(^^
To: HOKUさん
>雪たっぷり~
駐車場付近は思ったほど雪無かったけど、
奥へ奥へ進むうち、やっぱりけっこうありました。
日光の奥部って、太平洋側気候と日本海側気候の境界みたいで、
環境の変化が大きい気がします。
男体山と日光白根でもけっこう違う。
>いいね、山奥の温泉!
なかなかエエよ~。(^^
>赤に買い換えたの?冬用?
冬用のスキーウェアです。
色は一応、合意の上で選んだ気がします。(笑
ちなみにピンク色はゲイターじゃなくてスノーブーツ。
これは奥様チョイスだから問題無し。(笑
家庭円満!
親子仲良し!
こんばんは~
まだまだ素敵な所が沢山あるものですね~。
しかし!!この険しい道、、、ウチの軟弱男子達が付いてきてくれそうにありません~
To: PLUMさん
>まだまだ素敵な所が沢山あるものですね~。
ほんとに、知らない場所、行きたい場所、たくさんありすぎます。
>ウチの軟弱男子達が付いてきてくれそうにありません~
悲しいかな、たぶんそれが普通です。
わたくしの調査によると(?)、
山歩き適性のある子供は、ほんの一握りです。(笑
うーんんんんんんん
むう
やっぱりブログは画像だな、と
こんな素敵な絵を魅せられると、同じ宿だったのか?
なんて思えるほど、どのシーンも唸らされました
それと、いつも思うけどお子さんの視点が素晴らしいですね
ひとりっきりの旅を想いださせてくれました
しかし、朝から三杯って・・・(^^;)
To: スロさん
>こんな素敵な絵を魅せられると、同じ宿だったのか?
同じ宿です。(^^
ていうか、
わたしはスロさんのレポを見て是非行きたいと思い、
そしてついに行ったのでした。
同じように、ワンコが目線をくれた写真を撮ろうと思ったんですが、
目線くれませんでした。(涙
>それと、いつも思うけどお子さんの視点が素晴らしいですね
最近一緒にでかける頻度がグッと減ったので、
1回にかける思いが必死です。
>しかし、朝から三杯って・・・(^^;)
三杯じゃ足りなかったかな?(笑