2015.12.5、絶賛紅葉中の奥久慈男体山を歩いてきました。男体山と聞くと奥日光を想像してしまいますが、今回訪れたのは奥久慈。うん、どこにあるのか想像しにくいですよね。わたしも奥久慈で思いつくのはシャモくらいで、山があるのも知らず ポカーン でした。そんな山歩きの候補地として考えたこともなかった奥久慈ですが、まつおの母さんの企画により、みんなで歩いてきました。メンバーはこちらの錚々たる12名。
・まつおの母さん(親子)
・矢車草さん(夫妻)
・bebeさん(夫妻)
・スロさん(夫妻)
・げんさん
・みっちゃん
・山うさぎさん
・自分
前夜のトホホ騒動
金曜夜に帰宅し、週末の山行の準備に取り掛かりました。ふぅ。あらかた準備を終えたところでザワザワと胸騒ぎ。予兆のようなものでも感じたんでしょうか。いつもはそんなことしないのに、なぜか黒豆号のエンジンをかけに外に出ました。ガチャっとドアを開け、カチっとキーを差し込み、クイっと回します。シーン…。シーンじゃねぇ!(汗
エンジンがかかる気配ゼロ。おそらくはバッテリーだろうと思いつつ、重症だったらどうしようドキドキ、なんて最悪ケースも想像しつつ、心を落ち着かせます。あー、明日の奥久慈にはどうやって行けばいいんだ。
朝の集合時間を考えると、クルマを直してから出発している時間はありません。奥久慈は茨城県。そうだ、茨城なら電車で行けるだろうと思い、路線検索してみるも 玉砕! 集合時間に間に合わせるには「今すぐ出発しなさい」という鬼のような検索結果。茨城なのに前夜発だなんて。
とほほ…。(涙
はっ、そうだ。最近スロさんがわが家の近くのどこかに引っ越してきたという噂を思い出しました。「朝どこかで拾ってもらえませんかー?」とヘルプを出したところ、快諾いただきました。感謝! つーか思いのほか家が近いことが判明してビックリ。こんなこともあろうかと近くに引っ越してくれていたんですね。さすがです、スロさん。 < ちが
無事に出発
前夜はドタバタしましたが、夜明け前の静けさの中をピックアップ場所に向かいます。良い天気になりそうです。 「常陸ってなんて読むんでしょ?」「じょうりく、ですかね?」「ひたち、じゃなかったっけ?」「んなわけn」なんて話していたらあっという間に集合場所に到着しました。意外と早かった奥久慈。今回のメンバー12名が集合です。おなしゃーす。ちなみに google で “常陸 (space)” と打つと、 “常陸 読み方” とサジェストしてくれました。さすが。というかやっぱりみんな読めないのね。快晴の山歩きスタート
西金駅から登山口の滝倉まで移動します。途中、男体山がお目見えし、ロックなかんじが男前。こういうお山は歩くと言うより、登るという言い方が似合いそう。 そんなに広くない登山口の駐車スペースでしたが、ちょうど全員の台数分のスペースがギリギリ空いていてラッキー。空きスペース的には黒豆号に乗ってこなくてちょうど良かったです。 < おい スタートはトンネルくぐりから。 登山口にとっついてすぐ、朽ちそうな鳥居をくぐります。山頂にある男体神社奥社への参道なのかしら。 落葉し、降り積もった葉っぱが深いです。もう冬ですもんね。 序盤は普通の登山道。このとき、この先にある長いクサリ場を登ることをぼんやりと考えていましたが、クサリ場の手前に、あんなに素晴らしい紅葉が広がっているとは思いもしませんでした。紅葉萌え
コース上のところどころに赤い紅葉が見られましたが、存在は点々。これは秋の最後まで生き残った紅葉なんだろうな、なんて思いつつ通過していました。 前方を歩いていたメンバーがキャイキャイと騒いでいるのが聞こえます。なんだなんだと先に進むと、 辺り一面、真っ赤な紅葉に包まれています。その赤い色づきはまるで絵具で描かれた絵画のよう。しかもここまで大きく育つのかというほどの樹高と枝ぶりも素晴らしい。 赤い葉に、黄や黄緑の差し色がナイス。ハイカーたちを包むこの空間、今まで見た紅葉の中でもトップクラスかも知れません。 紅葉観賞は訪れるタイミングも大切ですが、天候も大切。強めの太陽の光が色づいた葉を透過することで、より美しさが増す気がします。紅葉萌え~。アスレチック
紅葉をたっぷり楽しんだあとは男体山へ向けての楽しい楽しいクサリ場の始まりです。われわれが進むのは一般登山道ですが、壁屋さん向けのコース(?)では滑落者も出るほどの急峻な男体山なのです。 ちょっと怖いけどとっても楽しいクサリ場。岩の出っ張りを掴んだり足をかけたりしながら、ぐんぐん高度を上げていきます。 だいぶ高いところまで登ってきていました。 男より男らしい度胸だす。 再びガシガシ登り、頂上直下の東屋でちょっと一息。男より男らしい座り方だす。
山頂ランチ
麓からもしっかり見えていた山頂の奥社。なかなか立派です。 奥社の裏手に回って下を覗き込むとすごい高度感。標高は 650m程度でありながら、周辺に高い山がないことで見晴らしは抜群。那須や日光が見渡せ、空気が澄んでいれば富士山まで見えるのだとか。 天気のいい日に山頂でお弁当を食べれるなんて、最高のシチュエーション。本日は愛妻弁当でございます。(ポッ げんさんによるリアル山めしも開催中でありました。ちなみにこの日の昼食は、食べ過ぎないようにセーブしている気配が、みんなから感じられました。夜のごちそうのためにかな。 ほどよくお腹が満たされたところで下山開始。登りとは別コースで下ります。さすがにあのクサリ場コースを下るのは厳しいです。 あの崖ギリギリのところでお昼食べてたのか…。 途中、滑落した人に手向けられたお供え物がありました。合掌。再びの紅葉
大円地越のベンチを通過してゆるやかに下り始めたころ、大きな大きな紅葉の木々が現れ始めました。 登りのコースの紅葉は高彩度の真っ赤な色合いでしたが、こちらはオレンジやイエローの淡い色彩。午後に入り、12月の角度のある太陽の日差しが木々の間から差し込んで、よりキレイな発色に。 わたしもパシャパシャ撮りまくり。12月に入って山の紅葉はもう終わったと思い込んでいたので、嬉しい誤算でした。 よくぞこんなに大きく育ったものです。 そんなキラキラした紅葉の中を、のんびりと下りていきました。ご褒美アイス
振り返るとカッチョイイ男体山。ほどよい距離、アスレチック感覚で楽しめるクサリ場、山頂の高度感、キレイすぎる紅葉。良い山でした。 大円地山荘にちょっと寄り道。 蕎麦がおいしいとのことですが、夜のためにぐっとがまん。でもアイスはオーダー。蕎麦の粉っぽさが感じられる、素朴な味のアイスでした。山行の対象としてまったく知らなかった奥久慈。今回歩くことになったものの、実際に歩くまでは「たいしたことないだろう」なんて小馬鹿にしていましたが、とんでもない。いやはや、ほんとにスイマセン。とても素晴らしい山でした。お誘いいただき感謝です。
夏の低山は暑さがツライので、秋冬春がこの山域のベストシーズンだったりするんでしょうか。雪の心配もなさそうなので、これからの季節、ちょっと歩きに奥久慈を訪れてみるのも良さそうですね。
岩倉鉱泉編に続きます。
おはようございます(^o^)/
今回は遠くまでお越しくださりありがとうございました!
記事の内容…朝からいろいろと爆笑してしまいました(≧∇≦)下山中にじょうりく、じょうりく、って話していて、えっ?なに?茨城に上陸って事?ってピンとこなかったのですがノボリを見て要約わかりました…そうか!私達は当たり前にヒタチって読んでるけど読めない人のが多いのか!と…
行く前に何となく小バカにされてる感に気づいていましたが…ぷぷぷっ…宴会だけでなく奥久慈男体山も楽しんでいただけた様で良かったですo(^▽^)o
男らしいその1は、そぉ?と照れ笑いして見ましたが、男らしいその2は思わず笑ってしまいました。師匠かっこいいもの。
本当に見事な紅葉。嬉しい大誤算でしたね。楽しかったです!!
湯上りビールも美味しかった!ごちそうさまでした。
あ、クルマ動いて良かったですねぇ(*^^*)♪
なんてことはない、常陸国で理解してる自分には余裕っす(エヘン
このグループの皆さん、カメラはセミプロ並みなんでしょうね。
運動会で見かけるようなカメラも…w
安定のトホホ
安定のソr..
今年最後の紅葉、写真でいただきました~
お疲れ様でした。
今回のお泊まり山行はとても楽しかったです。ありがとうございました。
お風呂でのモモパパさんのたわわな姿とか、宴会部屋で一人寝落ちした半目のモモパパさんなど、
当方、素敵な写真をストックしてあります。Instagramに上げても良いですか?笑
ま冗談はさておき、MOMOパパ流のさすがの着眼点で、誰とも似かよった写真が無いのが素敵です。
ボクは良くヨメさんにモモパパさんみたいな写真を撮ってみろよ!と云われますが、
これがなかなか難しくて上手く真似できませんて。
気が付くといつも仲良しの姉さんのそばにいて、その姉さんと同じような写真を撮っています。笑
精進いたします。やっぱりカメラの性能では無いと云うことがよ~く分かりました。
あでも先日お借りしたカメラのおかげで、今回のボクの写真は少しばかり違いが出ているようです。
デビューは近いかも知れません。~_~;
常陸は"ひたち"と読みますYO!
登りは健脚コースからかな?鎖場、何気に険しいですよね(^^;
今年の紅葉は長引いて?いるようなのでタイミング良かったですね。
我が家の周辺もまだ紅葉ちゅうです^^
ちなみに西金駅~袋田の滝まで縦走もできるんですYO。
駅から登山口までは歩くようですが...次回いかがでしょうかw
あっ、黒豆号復活おめでとうございます!
To: まつおの母さん
>今回は遠くまでお越しくださりありがとうございました!
こちらこそ、素晴らしい週末をありがとうございました!
CLというか、幹事というか、いろいろと気苦労あったかと思いますが、
サポートできずすいません。ただ楽しんじゃいました。
>茨城に上陸って事?
はい。今回は常陸に上陸させて頂きました。
地名は難しいですよね。『大子』も初めての人には読めませんし。(笑
>ノボリを見て
あ、ふりがな付きだ!
今気付きました。
>小バカにされてる感に気づいていましたが…
たいへん申し訳ないです。
こんなに良い山だったとは。反省。
また行きます、常陸へ。(^^
To: みっちゃん
>師匠かっこいいもの。
師匠も、親方も、男前です。(笑
>本当に見事な紅葉。
ほんと、ビックリでしたね。
山肌が紅葉してる様子を遠くから眺めるのではなく、
紅葉の中に自分たちが入り込んでいて、美しさ格別でした。
>あ、クルマ動いて良かったですねぇ(*^^*)♪
ありがとうございます。
でもこれからも気を抜けません。(> <)
To: u10さん
>常陸国で理解してる自分には余裕っす(エヘン
さすが。自分は本気で読めませんでした…。
>運動会で見かけるようなカメラも…w
どうですか? 白レンズ一本。
>安定のトホホ
エンジンがかからなかった瞬間、
しめしめネタができたぞ、なんて思ってませんから。w
>安定のソr..
ソロですが、愛妻弁当付きです。
(実はめんどくさがられましたが)
To: bebeさん
>今回のお泊まり山行はとても楽しかったです。
こちらこそありがとうございました。
あれだけの人数のゾロゾロ歩きは楽しかったですね。
>当方、素敵な写真をストックしてあります。
あわわ…。(汗
インスタかんべん。
>モモパパさんみたいな写真を撮ってみろよ!
「やれるもんならやってみろよ!」
なんて恫喝されてるんスね。 師匠、コワス…。
>その姉さんと同じような写真を撮っています。笑
姉さんも上手ですよね。さすが学園生。
皆さん写真を楽しまれていて、
こちらとしても嬉しいと言うか勉強になるというか。
良いところも悪いところも含めていろいろとフィードバック受付マス。
>デビューは近いかも知れません。~_~;
あざーす。
To: 忠太さん
>常陸は"ひたち"と読みますYO!
読めませんYO!
>登りは健脚コースからかな?
Yes。
ひぃひぃ良いながらもかなり楽しめました。
今年の紅葉は長いみたいですね。
>ちなみに西金駅~袋田の滝まで縦走もできるんですYO。
興味有り。(^^
上小川キャンプ場をベースに、というプランが面白そう。(^^
通年やってるのかな?