サラウンドスピーカーでおうち映画館



テレビに続いてスピーカー&アンプも導入し、念願のホームシアターを構築しました。

お手軽サウンドバーが主流だけど

かつて一般家庭で導入しやすい安価なホームシアター用スピーカーセットがそこそこ売られていた時期があったと思うんですが、今はまったくと言っていいほど売ってないんですね。代わりに台頭してきたのがサウンドバー。横長バー形状のスピーカーをテレビの下付近に置くタイプで、気軽にサラウンドを楽しめるようです。スピーカーケーブルを引き回す手間が省けるのはいいですね。

でもこれは仮想?疑似?エセ?なサラウンドなんですかね。以前から(レベルはともかく)ちゃんとしたホームシアターを構築したいと思いをあたためてきたので、サウンドバーには目もくれず独立スピーカーでシステムを組むことにしました。

スピーカー

と言ってもそんなに潤沢な資金があるわけではないのでエントリークラス、かつ、大きいものは置けないのでブックシェルフタイプ、という条件で探してみました。スピーカーは技術的に成熟しまくっているので一度買えば永く使えるし、名の知れたメーカーの製品であればまさにわたしのようなエントリーユーザーが音質に不満を感じることはほぼないでしょう。

JBL Stage

JBL Stageシリーズ

JBL の Stageシリーズで5.1ch構成(フロントA130 x2、センターA125C x1、ウーファーA100P x1、サラウンドバッグA120 x2)を揃えました。エントリー~ミドルクラス手前くらいの製品だと思いますが、なかなかに評判いいんですよね。

9bota
ちなみに第2候補はDENONのSCシリーズで、こちらもなかなかよさげで最後まで悩みました。

天板

Stageは樹脂とウッドのツートーン。上部は樹脂とはいえ高級感があり天板にはSTAGEのロゴが入ってます。

ウッド部

ウッドも質感高くこの価格帯のスピーカーとは思えないほどで、スピーカーを隠して設置してしまうのがもったいないくらいです。

はい隠します。

「どうだ!」と言わんばかりにスピーカーがむき出しのホームシアターにはしたくなかったので、十数年前に家を建てた当時からスピーカーを隠して設置できるようにいろいろな仕込みをしておきました。

フロント、センター、ウーファー

まずはメインとなるフロント、センター、ウーファーを設置します。わが家の造り付けAVラックはJBLのスピーカーを迎えいれることを想定していたかのようにピッタリフィット。ちなみにフロントのA130を横にすると、センターのA125Cとまったく同じ高さなのは狙ったのでしょうかJBLさん。素晴らしい。

格子で目隠し

スピーカーは格子で目隠しします。今まではスピーカーが無く中身が空っぽだったので無意味な存在でしたが、ようやく役に立ちました。いくらカッコいいスピーカーとはいえリビングに常設するには威圧感がありますし、あくまでさりげないのが好みなので、この隠れ具合がちょうど良いのだ。

また、テレビやAV機器周辺はどうしてもコードだらけ&ホコリだらけになりがちなので、その問題も全部解決。

サラウンドバック

マルチチャンネルのホームシアターでネックになるのは周辺スピーカー用の配線で、部屋の隅にコードが見えるのは避けたいところ。というわけで、サラウンドバック用のスピーカー配線は壁の中を通して背後の造り付け棚まで通しておきました。

もちろん棚の一角のスピーカー置き場も格子で目隠しできるようにしています。

Anthony Gallo

サラウンドは天吊

サラウンドスピーカーは10年以上前から使っているAnthony Galloのスピーカーをそのまま利用することにします。このスピーカーは小型ですがそこそこ音が良く、なによりデザインが良く気に入っています。天井にころんとした球体がぶら下がっているのはなんともカワイイのだ。このサラウンドスピーカの配線も壁&天井の中。

今回のホームシアター導入ではドルビーアトモス(Dolby Atmos)の環境を整えることを目標の一つとしていました。ドルビーアトモスはオーバーヘッドサウンドがキモなので、この天吊の存在が重要なのだ。

アンプ

配線じゃらじゃら

7.1chのスピーカー配線がテレビ下に全部集まってきました。スピーカー側はほぼ抜き差ししないのでY端でガッチリ接続しましたが、アンプ側は配線いじったりする場合もあるので、抜き差ししやすいようにバナナプラグにしました。しかしすごい数。

DENON AVR-X1600H

どどーん。アンプはDENON AVR-X1600Hにしました。エントリークラスでホームシアター構築するなら、今はこの機種がベストではないでしょうか。

  • eARC対応。先日導入したテレビSony KJ-55X9500Hとも連携出来て便利。
  • HDMI入力が6つと豊富。
  • AirPlay、Bluetooth、ストリーミング、インターネットラジオ、Alexaななど、ネット
    ワーク関連機能が充実。

などなど。AVアンプはアンプという呼び名でありながら、AVセレクター、AVステーションとしての役割が求められる昨今、十分すぎる機能性だと思います。もちろん肝心のアンプ性能もわたし程度の耳には最高でございます。

9bota
ちなみに第2候補はYAMAHAのRX-V4AとRX-V6Aでしたが、RX-V4Aは5.1chでDolby Atmos非対応なので却下、RX-V6Aは7.1ch対応なんだけどAVR-X1600Hよりちょっと高価なので却下。

シンプルなオーディオ用アンプは永く使えると思うけど、AVアンプはネット系機能や規格関連の進化への対応もあるのでそんなに永くつかおうと思わず、その時代でそこそこのものを選んでいくのが幸せになれるんじゃないでしょうか。コスパ重視。

セットアップ中

サラウンドスピーカーのお約束、セットアップを行います。各スピーカーから順にテスト音を出し、セットアップマイクで受けていきます。7.1chだと全部で15分くらいかかったかな。

視聴

SFもの

いくつか視聴してみました。(ジャンルの偏りはご容赦ください。)

SF映画はサラウンドで聴くと迫力満点。他にも通常のテレビ視聴、ディスクプレーヤー再生、スマホからAirPlayなど、リビングダイニングいっぱいに音が広がり、普段使いもなかなか良好でした。

9bota
巣ごもり準備万端

みなさま よいお年を



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The 9th trail. のあるじです。右往左往しています。