昨年のカウプレの商品にさせて頂いた、DECEMBERさんの『赤メスティン』。カッチョイイよなー。自分も欲しいなー。と思い続けて早一年。ようやくゲットしました。
シーズニング
特徴的なスクエアスタイルのメスティン。歴史ある商品でファンも多いですね。いつか自分も欲しいなー、と思ってはいたものの、今ある道具も使いこなせておらず買ったとしても物置の肥やしになりそうで、導入は保留にしていました。でも最近ようやくアウトドアの経験値も上がってきて、自分なりに『こうしたい』というスタイルも見えてきて、今回メスティンを手にすることにしました。
ちなみに『こうしたい』スタイルの一環として、『山で炊き立てご飯が食べたい』というものがあります。テン泊時はお手軽にアルファ米を使うことも多いですが、やっぱり炊きたてご飯はウマイ。でも、今使ってる一般的な丸型のアルミコッヘルだとその構造上、蓋がパコパコ浮いて吹きこぼれやすいんですよね。蓋に石をのせたりもしますがそれでも浮いてくる。メスティンはまさに飯盒。合わせ蓋の形状が炊飯に向いてるようで、メスティンがあればおいしいご飯が炊けそうです。期待値込。
手元に届いたメスティン。四角い形状はもちろん、噂に聞いていた『バリ』の存在も仕様通りでした。どうやらメスティンには使い始める前の儀式が存在するようで、このアルミ断面のバリ取りも恒例行事のようです。シャコシャコと紙ヤスリでバリ取りをしました。写真はいちおうバリ取り後。 続いてコーティング。メスティンはアルミの素地が剥き出しの製品であるため、なんらかのコーティングをしておいたほうがお手入れがラクだとのこと。コーティングと言えば、フッ素、セラミック、アルマイト加工のケミカル系が思い浮かびますが、今回はローテクで『米の研ぎ汁』方式でいきます。これはメスティンに限らずアルミ鍋の使い始めの儀式として知られてるようで、米の研ぎ汁を 20~30分ほど煮出すと、表面に酸化皮膜の保護膜が形成されるのだとか。他にも、アルミ鍋でゆで卵を作ると鍋が黒ずむとか、その黒ずみを取るにはリンゴの皮を煮出すと良いとか、化学と生活の知恵が連携した情報はたくさんありますね。
炊飯
さて、儀式が終わったところで目的の炊飯に挑戦です。以前買っただけで放置され、今までほとんど使ったことがなかったエスビットのポケットストーブを使って炊いてみます。炊飯や湯沸かしって燃料の必要量がだいたい決まってるので、固形燃料との相性が良いと言われてますね。ちなみに以前、ポケットストーブが軽量だと思って買ったものの、今やもっと軽量なものがいろいろあるんですね。屋外で使うには風防も必要だし、今後の山行で使える五徳&風防ソリューションをどうするかを考える必要がありそうです。 あ。着火して後悔しました。(-_-# そうだ、エスビットは激しく煤が出るんだった。しかも臭い。新品のメスティンの底には黒く煤が付き、部屋は臭くなりますた。ま、まあしょうがない。 臭いに関しては、女性陣がいない時でヨカッタとしよう。換気扇全開。鍋底に付着した煤に関しては、『新品のシューズはみんなに踏んでもらう』という体育会系の儀式に準じて、わざと汚したことにして自分を納得させることにしました。うん。 初めてにしては予想以上においしく炊けました。さすが飯盒。ガスストーブで炊いてた時はヘタに火力調節できるので、ちょいちょい火力をいじったりしていましたが、これはもう着火して待つだけなので潔くていいですね。それにしても火力調節なしでここまで炊けてしまうのは飯盒のパワーか。また、米の研ぎ汁コーティングが効いているのかどうかまでは分かりませんが、オコゲが出来つつも鍋底には焦げ付かず、鍋の汚れも落としやすかったです。いちおう大成功、 かな。屋外や標高の高い場所ではまた事情が違うはずなので、そのへんは実戦にて。外袋と内袋
本来の調理機能から話は逸れますが、メスティン用の外袋と内袋のお話。
外袋
DECEMBERさんから購入した今回の赤メスティン、もちろん一緒にケースも入手しました。タイベック生地で軽量、しかも赤メスティンの写真がプリントされておりなんだかオサレです。持ち運ぶのが楽しくなりそう。内袋
メスティンはスクエアな形状でお弁当箱というか筆箱というか、いずれにせよ一般的な丸い鍋とは異なるカタチ。その形状を生かして、いろいろな小物類の収納に使っている方々が多いようですね。自分も小物収納目的で使ってみようと、内袋を自作してみました。
作成プロセスは一気に省略して、こんなの作ってみました。材料の生地は 100均で調達。生地といってもノートパソコンなどの電子機器用に売られているケースを分解して切り出したものです。クッション性があり、金属製のメスティンの中で小物類がガチャガチャと暴れないようにするにはなかなか優秀な生地かもしれません。何より安価。 いちおうピッタリと収まるようにこだわってみました。 ですが、底面の縫製に納得いかず…。丸みを帯びたカーブに合わせて立体的に縫い上げるって難しいのね。でもひさびさのミシン仕事はなんだか楽し。 さて、収納力のテストをしてみましょう。ポケットストーブ、ライター、スプーン、箸、ナイフ、ガス缶三脚、など、丸い鍋よりも角型のメスティンに収納しやすそうなものを並べてみました。 これくらいは全部収納可能です。ナイス。 作戦通り、クッション性のある生地でギュっと蓋をするように閉めれば、中でモノが暴れずにストレスなく運搬できそうです。また、これはコシのある生地なので、メスティンからサッと内袋ごと取り出してもクシャッと潰れず、単独で小物ケースとしても使う事ができます。テント内は散らかりがちなのでなかなか使い勝手も良いのかなと自己満足。縫製に納得いかないところがあったり、ちょっと改良したいところがあったりと、いろいろ問題はありますが、自作する楽しみをちょっとだけ味わえた気がしました。そろそろ3周年
今回、約1年前にカウプレ商品にした赤メスティンのことを書いていて、ふと。
よく続いたな。うん。
え。
今年もカウプレやるのかって?
うーむ…。(悩
縫製男子じゃないですか~
タープもいけちゃいますね(^^
室内でコケネンを使ったのはコレのことでしたかw
ポケットストーブって、何気に重いし風防も別に必要だし
やっぱり会社で使うのが一番だと思います(笑)
赤メスティンは所有欲を満たしてくれますねー
これ1個でカッコいいオヤジソロの旅にでかけたい!かも….
赤メスティンかわいいな~
私のデカメスティンと交換しよ(笑)
これで山でもおいしいご飯炊けるね。
でも気圧の関係なのか、高山だと上手く炊けないことが
あったりする~(T∇T)
To: u10さん
>縫製男子じゃないですか~
なんでもいっちゃいますよ~。(^^
直線だけのタープなら一見ラクそうですが、
長距離をまっすぐ縫うのも難しそう。
>やっぱり会社で使うのが一番だと思います(笑)
全然意味がわかりません。w
>かも….
是非!
To: HOKUさん
>私のデカメスティンと交換しよ(笑)
え。
そんな大きいの使ったら、またたくさん食べちゃう。(笑
>高山だと上手く炊けないことが
やっぱりメスティンでもそうなんすね~。
それを確かめるためにも、
早く実戦投入したい。(^^
こんにちは~♪
おしゃれな方がみんなお持ちの赤のメステイン、MOMOパパさんも購入されたんですね。
可愛いだけじゃなくて機能も持ち合わせている逸品なんですよね、きっと。
MOMOパパさんのミシンの腕前も素晴らしいですね!!
収納袋、市販のものみたいですよ!!
これでまた楽しみが増えましたね!!
赤メスティンかわいいですねぇ~
オイラのデカメスティンと(笑)
でかいメスティンもらったんだけど、まだバリ取りまでなんです。
嫁のダイエットのせいで、めったにお米を研がなくなったんで。。。(/_;)
To: kaka3さん
>MOMOパパさんも購入されたんですね。
はい。いっちゃいました~。(^^
わが家の持ち物の中に、赤い道具って少ないので、
まだ馴染んでないかんじです。(笑
>収納袋、市販のものみたいですよ!!
ま、またー。
褒められると調子に乗ります!
To: ちびるくん
>でかいメスティンもらったんだけど
デカいほうは、少人数の炊飯にはちと大きいくらいでしょうか?
でも蒸し器として使うとか、いろんな用途があるみたいですね。
>嫁のダイエットのせいで、
あれ。
そういえば、ボクのダイエット計画はどこへやら…。(汗
炭水化物 L O V E !!
DECEMBERさんのメスティンだったんですね~~かわいいなぁ
山とか行く時はなにより軽量がいいんですねっ 勉強になります。
わたしなんかオートキャンプばかりなので圧力鍋とか持って行って
ごはんたいてます・・・(;´Д`)なんかキャンプ感ゼロです。
そうそう DECEMBERさんのコットンタープを買ったとき、
一度取材で使ったそうなので汚れとかはないけど お詫びにって
東芝のレトロちっくな懐中電灯が一緒に送られてきたの。
もろ昭和~~ってかんじで♪開封せずにしまっておいてます♪
カウプレやってください~~~~♪楽しみにしてます☆
To: sienaさん
>かわいいなぁ
ですよねぇ。(^^
赤いモノってあんまり持ってないんですが、
これはカワイクて、つい手を出してしまいました。
>山とか行く時はなにより軽量がいいんですねっ
なんか、そうらしいですよ。(笑
自分はそんなに軽量化マニアじゃないんですが、
軽いに越した事はありません。でも軽さばかりでもつまらない…。
>東芝のレトロちっくな懐中電灯が一緒に送られてきたの。
おお。なんてラッキー。
カウプレ…、前向きに検討してみます。(^^