また似たタイトルキタ。3回も続けばもうシリーズですね。今回の自転車用バッグつくるシリーズはRaleigh用のフロントバッグです。
ミニブリーフバッグ風
今回のフロントバッグづくりはなりゆきまかせ。
昔買ったフェイクレザー生地の消費が進み、おかげさまで(?) 残りあとわずか。残りの生地で何をつくろうかと思案した末、自転車用のフロントバッグをつくることにしました。しかし思うような生地面積を確保できないので、あえてデザインを決めずになりゆきで進めてみました。
まずは一番広くとれた生地でミニブリーフバッグをつくりました。シンプルなボックス形状でファスナーで開閉できるようにしました。ひょいと持ち運べるようにレザーのハンドルも付けました。 さらに残り生地があったのでポケットをつけました。しかしポケットを付けようと思ったのがバッグ本体を縫製したあとだったので縫い付けが難しく、バインドネジでむりやり結合しました。あとづけ感が満載ですがこれはこれで良しとしましょう。ちなみにポケットの中にはスマホやペンを差し込めるインナーポケットもつけてあります。
ポケットの蓋はゴムで留めるだけ。今回の作るシリーズはとにかくローコストがコンセプトなのだ。
バッグサポーター
そんなローコストコンセプトにあって、一番の出費は Velo Orange バッグサポーターでした。つっても3000円くらいですが。自転車に荷物を載せるキャリアソリューションはいろいろありますが、ガッツリフレームに固定するキャリアは軽快感が損なわれるのでライトなやつがいいなと見つけたのがこれ。この製品は2ピース構成になっており、丸いリングのパーツは自転車側のステアリングコラムに固定し、バー状のパーツはバッグ背面側に取り付けます。パイプ穴に挿し込むことでバッグを自転車に連結する仕組みです。重量のあるバッグは不向きだと思いますが、ポタリング程度の積載にちょうど良さそうです。バッグ着脱も容易です。
NITTOのフックキャリアF-16もお手軽でいいなと思いました。
自転車側
自転車側に金具を取り付けるためにまずはステムを外します。
外れません。
固着しているのか食い込んでいるのかなかなか外れず、力いっぱいグリグリやってるとようやくスポーンと外れたんですが、ここで不幸発生。ステムを引き抜いた勢いで、ステムを固定するための 大事なやつ がどこかへ飛んで行ってしまいました。
飛ぶか普通。
結局、三角のやつを入手するために amazonで1000円くらいの安物ステムを買い、部品取りとして利用させていただきました。
気を取り直し、ステアリングコラムにVelo Orange バッグサポーターを固定します。しかしこの手の既製品パーツでよくあることですが、干渉してうまく固定できません。ブレーキラインを固定する金具にぶつかっているようで、両者をグラインダーでちょっとずつ削って対応しました。 (とほほレベルではないけど、)プチトラブルをのりこえて、自転車側のバッグサポーター取付完了です。ふう。フロントバッグ取り付け
あとはバッグ側の金具を挿し込むだけ。
行き当たりばったりだったので多少の苦労はありましたが、結果には大満足。財布とか、スマホとか、カメラとか、メモ帳とか、おやつとか、ポタリング装備にちょうどよいフロントバッグを取り付けることができました。
フェイクレザーおまけ
Mマのビアンキと同様、ラレーにも knog. の小さいLEDライトを付けていたんですが、(ビアンキライトに触発されて)わたしももうちょっと明るいライトが欲しくなってしまいました。
とはいえ夜はほぼ乗らないので必要性は低く、新調するのはもったいない。そこでちょうど使っていないマグライトがあったので、マグライトホルダーをつくってミニベロに装着できるようにしました。ちなみにこの古いマグはLED化してあります。
「レザーで巻く意味はあるのか」なんて野暮なことは聞かないでください。
おでかけ
最近自転車が楽しい。