たいへんお待たせ(?)しました。いよいよ薪スト実戦編です。といってもわが家は薪スト&冬キャン初心者。知ったようなふりしてレポってもしょうがないので、初心者は初心者らしく素人目線を大切にしながらまとめてみたいと思います。
薪ストの設営
キャンプで薪ストっていろいろと大変なイメージがありませんか? わたしもそんな印象を持ってました。大きな薪スト本体や長い煙突の運搬&積載、幕内から煙突を出すための幕除けの作成、煙突を立たせるための補助器具も必要…などなど。でもこのFrontier Stoveはそんな大変さとは無縁なのでした。シリコン製の煙突ポートを幕体に取りつけておけば幕除けは不要だし、幕体が煙突を保持してくれるので煙突を立たせる補助器具も不要。また、わが家のキャンプスタイルで最も重要な項目の一つ『積載』に関しても、薪スト本体に全ての煙突が格納できて、そのサイズは 450x250x192mm(突起含まず)で十分コンパクト。
コンパクト&パワフルで有名な武井バーナー501Aの木製ケースのサイズが 445x200x200mm。これに比べれば容積的にはやや大きめですが薪は現地調達、灯油は持参と考えるとトータルの積載量は同等程度かそれ以下になる可能性も。
昨年のウェルキャンプにて皆様のご協力により無事に煙突ポートを取り付けたわれらがアストロドーム。ドームの立ち上げと同時に煙突をサクサクと継いでいけばもう薪ストの設営完了です。なんてラクチン♪ルーフからニョキッと突き出した煙突が薪ストキャンパーの証です。ふふふ。< おぃ調子にのってるぞー (-_- それにしても冬キャン初心者がいきなり薪ストから入るなんて大丈夫なのかしら? ドキドキとワクワク。
焚き方
今回はゆめ牧 の『あったか宿泊パック』を2泊で予約したのでチェックイン時に2束の薪をいただきました。(その後2泊目は撤退キャンセルとなり宿泊代は返金になったので、1束分は別途購入という形になりました。)これに加え自宅に0.5束くらいの薪が余ってたので今回は合わせて 2.5束の薪を消費したことになります。1日目の夜と2日目の朝、合わせて6~7時間くらい焚いたでしょうか。自分的にはそれほど燃費は悪くない印象。この薪ストは本体が小ぶりなのでガンガン薪を投入することができず、また無理に詰め込み過ぎると空気の流れが悪くなるのか燃え方が弱くなってしまうようです。少しずつ薪を投入していたのが薪の消費を抑える要因になってくれたのかも知れません。
やはり薪スト初心者。今回はうまく燃やせずに煙突から煙ばっかり吐き出していたような気がします。周辺のみなさんごめんなさい。たまたまうまく燃焼しているときは煙はうっすらと白い程度で、排気がクリーンになっている気がしました。
ちなみに、うまく燃やせずに薪が燻っているときに薪投入扉をあけると、ブワッと煙が逆流することも。幕内の上部がモクモクです。(汗 火災&CO警報機はルーフネットに置いておきました。今回は一度もCO検知せず、ホッ。また、照明はほおずき2台体制で十分な明るさに。でも六角形のアストロドームの天井には三角形のベンチレーションがあり、三角の頂点に3つの照明を配置するのが美しそうな予感。もう1台ほおずきが必要か…。薪ストと過ごす夜
そんなこんなで薪ストと戯れながらの静かな夜。薪ストは静かに過ごすにはホントにいい熱源だと感じました。みんなが就寝した後の静かなキャンプ場にパチパチと薪が燃える音、ときおり薪が爆ぜる音が聞こえます。幕内の照明を落として静かに星空を眺めるのもいいですね。 翌朝。 あのー …… はっきり言ってこの日の夜は寒かったです。レンタルしたホカペはアストロドームのリビングのほうに敷いたので寝室のムーンライトテントには暖房器具は何もなしで挑みました。稼働中はとっても暖かかった薪ストも火が落ちればただの冷たい箱。最強の暖房だと思っていた薪ストといえど薪をくべる人がいない就寝中に暖をとれないのはしょうがありませんね。 朝の外気温は約マイナス4度。幕内は2度に満たない程度。ダウンシュラフ、カバー、湯たんぽなど、これまでにわが家がちょとずつ揃えた快眠グッズを投入しましたがそれでも寒かったです。電源付サイトだったので電気暖房器具の投入という案もありますが、もし今後電源無しサイトでの冬キャンに挑戦する場合今のままだと不足を感じました。よく考えると今の時期は家の中で寝る時でさえボリュームのある羽毛布団と厚手の毛布を使っています。外で寝るのに家の中よりも貧弱な寝具で寝ていることになるので寒いのは当たり前な気がしてきました。寝るときにもっと厚着したほうがいいのかな? シュラフインナーなどを入れればだいぶマシになるのかな~? みなさんどうしてるんでしょ? 何か有効な手段があれば教えて下さい~。m(__)m
就寝用のムーンライトテントもかつてに比べて確実に結露が減っていました。こちらは薪スト効果というよりも先日作成した自作したフルフライアタッチメントの効果かも知れません。フライの内側には結露の形跡があるので、フライとインナーテントの間にちゃんと空気層ができていたんだと思います(と信じたい)。
まとめ
とまあそんな薪スト&冬キャンデビューとなった今回のキャンプですが薪ストにはとっても満足しています。わが家のような素人、かつ積載事情が厳しい環境でも導入できたので、多くの方はもっとスムースに導入できるかもしれませんね。(今の最大の敵は円安かな?)寒い時期ですが薪ストがあれば豊かなキャンプライフになると思いますよ。みなさんもどうですか?
薪ストライフ?キャンプ?、最高ですね!
我が家の薪スト(新保製作所)の燃費ですが
前回、13~14時間くらい燃やして4~5束だったと思います。
0.3/時間ってとこでしょうか。(5束÷13時間で計算しました)
数値でみれば、若干燃費が良いかな~と思いますが
まったく大差ないですね^^
煙突が幕内にあるので
タールが垂れたりすることもなさそうですね。
春になる前にモクモクキャンプしたいです~
もう花粉がすぐ…そこに… ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
すごく参考になりました^^
燃費そんなに悪くない気がしますよね~薪を現地調達するとなると、やはり灯油よりは高そうですが・・・薪ポケット(どらえもん)とか欲しいところです(笑)
我が家は車が大きくなったとはいえ、もう少し検討が必要なのでしょうかね・・・
今日から電源なしの住宅地の中でのキャンプに行きます
これまでも寝る時は何もなしで寝ていたりしたので、多分大丈夫だと思いますが、寒波がきていますね^^;予定よりも厚着をして寝ようと思いました~
薪が少なく済むってことは、
家から持って行けそうな感じ。
キャンプに行けないけど、
益々欲しくなってきた!
依然申請が通ってませんが(笑)
ずっと考えていたんですが、
冬キャン以降の時期、
巻きすとの煙突アタッチメント部分は、
空いたまま?
雨とか入ってこないようになってるんですか?
わーい実践編ありがとうございます♪
それにしても黒いボデーがかっこよいストーブですね。
外気温計も値段ほど安っぽくなくて良さげな感じ♪
ボクが薪ストーブを躊躇する理由としては、
燃費と寝ている時の暖をとる方法をどうするのか?につきます。
こちらのストーブは燃費が良さそうですね~
ただ、寝るときは当然消火する(というか自然に消える)のでしょうから
そこは灯油ストーブに軍配が上がりますかね?
でも積載を考えると難しいですかね。
とは言え、料理に使ったりと色々楽しめる薪ストーブ。
これからの活用が楽しみですね~
ところで上の方も仰っていますが、煙突アタッチメント?は、
重いのでしょうか。
ストーブを設置していないときは、重さで幕が垂れ下がったりするのでしょうか。
その辺もお聞きしたいっす!
素晴らしいレポでした!
こんなの見てしまうと私も欲しくなる(笑)
自作した火の粉受けは活躍したようで、満足度も高いのではないでしょうか?
これからもレポ楽しみにしております。
こんにちは~。
ふむふむ、なるほど~。実践編、大変参考になりました~^^。
薪の消費量は我が家も同じ位ですかね。ダンパーはウチも全開です。
手間はかかりますが、「燃焼音や爆ぜる音」を聞きながら暖をとりつつの、ホットワインやホットコーヒーを一度でも味わってしまうと苦労なんて吹き飛びますよね~^^。
ついに実践レポまできましたね!!
火の粉受けもフルフライアタッチメントも自作品が大活躍してますね^^
ゆめ牧のような薪でも十分あったかく、使えるってのにへ~でした^^
ならとかの薪だと燃費はいいのかな?
こんばんは、MINIままです。
この実践編レポ、すごい営業力ですね。
欲しくなります。ひんやりした冬キャンで薪の燃える音を
聞きながら珈琲をのんでみたいな~♪って妄想がはじまってしまいますよ~。
しかし、我が家はボーイズがもうすこし落ち着いたらかな。
それまでは、wanwanさんやMOMOパパさんのところに
お邪魔させてもらいます(^^)
こんばんは。
素人の僕にも分かりやすい使用レポでした。
いやあ、薪ストーブって結構奥が深いものなんですね、知りませんでした。
ストーブの世話係りは何時も気を付けていないといけないんですね。
目が離せない歩きは始めの赤ちゃんの様。
冬キャンだけでも尻込みしている我が家には、まだまだ遠い存在かなあ。^^;
こんばんは!
ぐふっ。。。
また薪ストが欲しくなってしまう記事を。。。(^^;)
一晩で2.5束って意外と燃費がいいんですね~
現地調達となると薪が安く手に入るキャンプ場がいいってことですね。
SGならSPカード提示で1束無料でもらえるし、冬季は3束1000円で売っているからSGならランニングコストがいいから最適ってことか。。。
あ。いや、買いませんよ!まだ。。。。(^^;)
どもっ!
先日仕入れた600kgの薪も段々とすくなってきてオカワリをいつ頼むかと
思案中のえふぅです(^^;
我が家は日中近所迷惑になるので薪は燃やしませんが、日が落ちてから
火を入れて太めの薪三本ぐらいで二時間ほど燃えてます。
時々太い薪を投入しつつ、最終的に10時すぎに3本程太いのを入れて
空気をしぼって寝ちゃいます。
一晩中トロトロ燃えて、朝にはほとんど残ってませんが鋳物の本体と
炉台のレンガの蓄熱で室温は常時20度以上で湿度は40%前後。
朝方六時半頃再度太いものを三本投入して八時前には全開状態で無煙です。
その燃え残りの余韻で夕方まで無煙のまま日中もポカポカ。
この季節ほとんど日の絶える事はありません。まるでカルシファーです(^^;
やっぱ薪ストーブはカッチョイイなぁ。
こんなの見せられちゃうと、すぐ欲しくなっちゃうなぁ。
いかん、危険危険。
買わないぞぉ。。。
たぶん。。。
To: そうげんパパさん
>薪ストライフ?キャンプ?、最高ですね!
最高ですね~。
薪ストを味わうのがキャンプの目的になりそうです。(^^
>前回、13~14時間くらい燃やして4~5束だったと思います。
薪スト本体が大きくて煙突も太いと、もっと喰いそうな気がしましたが、
同じくらいなんですね。新保やホンマの薪ストも良さそうですね~。
>煙突が幕内にあるので
>タールが垂れたりすることもなさそうですね。
煙突の温度の関係でしょうか?
ススやタールは煙突が冷えてるところから付着するようですね。
断熱材が巻いてある2重構造の煙突も存在するようですし。
>もう花粉がすぐ…そこに… ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
そうげんパパさんもですか。わたしもこれから憂鬱な季節がやってきます…。
To: みーパパさん
>薪を現地調達するとなると、やはり灯油よりは高そうですが・・・
そこはネックですよね。キャンプ場の薪は値段と質にバラツキもありますし。
薪スト向けの広葉樹の堅い木を、ネットでお手頃価格で仕入れておいて、
それを持って行くのがいい気がしますが、積載の関係上、
もう薪を載せれないんですよね~。(^^;;;
>我が家は車が大きくなったとはいえ、もう少し検討が必要なのでしょうかね・・・
いえ、まったく検討の必要なしです。
大きなクルマの方はじゃんじゃん買って下さい。(笑
>これまでも寝る時は何もなしで寝ていたりした
みーパパさんの得意技(ベランダ寝?)を見てると、
人によって耐寒性能は全く違うんだな、と思います。(汗
To: ぶるさん
>薪が少なく済むってことは、家から持って行けそうな感じ。
やはり、薪スト向けの薪を事前に調達しておくのが良いと思います。
うちは嵩張る薪を積んで行くなんて積載的に無理ですが…。(T_T)
>巻きすとの煙突アタッチメント部分は、空いたまま?
空いたままです。(汗
あんまし深く考えずにポチったんですが、よく考えるとそうですよね~。
煙突の代わりに、子供遊び用の小さめのビニールのボールとか、
サイズか合う何かをテキトウに突っ込んでおけば問題なさそうです。(^^
To: なかじぃさん
>それにしても黒いボデーがかっこよいストーブですね。
かっちょええですよ~。
よく見る時計型の薪ストとは全く異なるデザインもイイですよ~。
>ボクが薪ストーブを躊躇する理由としては、
>燃費と寝ている時の暖をとる方法をどうするのか?につきます。
意外と(?)冷静な判断のなかじぃさんですね…。(^^;
そうなんですよね~。燃費に関しては灯油よりは高くつきそうですが、
まあ、娯楽なのでそこはケチケチし過ぎないようにがんばるとして、(汗
就寝時は課題ですね。
でも、もしうちが灯油ストーブを持ち込んだとしても、
いろいろ怖いので、就寝前には消す気がします。
就寝用には電気製品かな~。
>煙突アタッチメント?は、重いのでしょうか。
ほどよい重さがあるので、
なるべく生地がしっかり張ってる場所を選んだ方がいい気がします。
煙突の支えにもなるので、ポールのクロスポイントの近くなど、
構造上強そうな場所付近も候補場所ですかね。
でもメーカーのホームページでは、ティピタイプの布地のど真ん中に
取り付けてたりするので、あんまり細かい事は気にしなくてもいいのかも?(^^
To: 省吾さん
>こんなの見てしまうと私も欲しくなる(笑)
おお、作戦成功~♪
薪スト楽しいですよ。自宅で薪ストなんて夢のまた夢ですが、
キャンプならわりと現実的に薪ストオーナーになれますよ。(^^
>自作した火の粉受けは活躍したようで、満足度も高いのではないでしょうか?
そうですね~。自分で手を入れると、愛着沸きますね。
To: wanwanさん
>ふむふむ、なるほど~。実践編、大変参考になりました~^^。
いえいえ、ただの素人レポでした。(^^
>薪の消費量は我が家も同じ位ですかね。ダンパーはウチも全開です。
うまく燃やすノウハウ、共有したいですね~。
>ホットワインやホットコーヒーを一度でも味わってしまうと苦労なんて吹き飛びますよね~^^。
あ、そうそう。まだ薪ストを熱源とした料理はしてないので、
今後はそちら方面も楽しみたいです。(^^
To: はるパパさん
>火の粉受けもフルフライアタッチメントも自作品が大活躍してますね^^
はい~♪
デキはともかく、多少なりとも自作品の効果が確認できてヨカッタです。
>ならとかの薪だと燃費はいいのかな?
広葉樹の堅い木が薪ストに適してると聞いた事ある気がしますが、
今回のは杉だった気がします。
でも、こういう簡易型の薪ストは燃焼構造もちゃんとした薪ストとは違うので、
一般論とは別に考えた方が良いのかもしれませんね。
いろいろ試してみたいと思います。(^^
To: MINIママさん
>ひんやりした冬キャンで薪の燃える音を
>聞きながら珈琲をのんでみたいな~♪って妄想がはじまってしまいますよ~。
妄想は楽しいですが、薪ストはリアルな世界のほうが楽しいですよ~。(^^
是非ご検討下さい。その際は、まだ日本に導入実績が無いくらいの、
レアでオシャレなやつをお願いします。(笑
>しかし、我が家はボーイズがもうすこし落ち着いたらかな。
>それまでは、wanwanさんやMOMOパパさんのところに
>お邪魔させてもらいます(^^)
はい~、いつでもどうぞ。(^^
To: 犬吠埼さん
>いやあ、薪ストーブって結構奥が深いものなんですね、知りませんでした。
私も最近になってようやく、薪ストワールドの広さと深さを知りました。
火の付け方だけ見ても、先に煙突内を暖めておくと良い…とか、
いろいろあるようですよ~。(^^
>冬キャンだけでも尻込みしている我が家には、まだまだ遠い存在かなあ。^^;
一歩踏み出しましょう!
暖かい季節とはまた違った楽しみが味わえますよ。(^^
To: ちぃまめさん
>また薪ストが欲しくなってしまう記事を。。。(^^;)
いらっしゃいませ~。
お客様のようなヘビー雪中キャンパー様には、
是非薪ストを楽しんで頂きたいですね。(^^
>SGならSPカード提示で1束無料でもらえるし、冬季は3束1000円で売っているから
>SGならランニングコストがいいから最適ってことか。。。
SGをホームとしているお客様には、
もう薪ストを買わない理由がありません!(笑
To: えふぅさん
えふぅさんは本当に魅力的な生活を送ってますね~。(^^
冬期はそうやって薪ストライフを使ってるんですか。
うちの薪ストは薄い鉄板製で、蓄熱効果はあまり期待できないですね。
20℃キープだなんて、大きな鋳物はたっぷりと熱を蓄えてるんだな~。
自宅で薪スト….憧れる~。
リタイヤ後の目標にしようかな。(^^
To: ちびるくん
>やっぱ薪ストーブはカッチョイイなぁ。
カッチョエエで。
>買わないぞぉ。。。
買わないのぉ?
>たぶん。。。
ニヤ