クルマ好きにとってガレージを所有することは夢の一つですよね。でも現実にはなかなか難しく、マイガレージを所有しているシアワセな人は一部に限られるかと思います。もちろんボクも長年ガレージレスライフを歩んで来た男子の一人ですが、このたび簡易ながらもガレージ空間を手に入れることができました。
タトンカ破れる
空豆号のレストアが完了してわが家にやってきたのは約1年前。ピカピカの新車状態になったクルマを野ざらしにするような酷いことはできず、タープを屋根代わりにしてこの1年をしのいできました。
次どうしよう
あーあ、破れたから買い替えなきゃなー、と思いましたが安価なミニタープではどうせまた同じことの繰り返し。そもそもタープは雨が直接あたるのを防いでくれる程度で、野ざらしに近い状態なんですよね。よくある片持ちのカーポートと同じく、横からの吹き込みや埃の侵入が防げていない。
そんな状況だったからかレストアしてくれたショップの人曰く、空豆号はレストアしてまだ1年にしてはあまり良いボディコンディションではないようです。クルマの保管環境としてはもっと湿気を防ぐことを重視してほしいとのこと。そのためには空調完備の屋根有壁有のガレージがあれば言う事無しなんですが、建築的な制約やもちろん金銭面でも今のわが家での実現はほぼ無理。
というわけで簡易ガレージを物色し、候補を2つ絞り込んでみました。
候補1:JET
アカデミー(株)のカーシェルターJET。屋根有壁有を実現してくれて、建築的な面でも金銭的な面でもわが家の駐車スペースで実現出来そうな簡易ガレージです。ポッと出の製品ではなく、わたしも何年も前から存在は知っていて動向はウォッチしていたので、長期使用の実績面でも問題なさそうであります。 アコーディオン式の簡易ガレージとは違って上方向にガバッと開く独特の機構です。ダンパーが付いていて開閉はスムースで楽々とのこと。雨の日のクルマの出し入れもストレスなくできそうです。密閉度という点では完璧ではありませんが、換気扇を取り付けるなどして工夫すれば良好な保管環境が実現出来そうです。候補2:Carcoon
湿気や埃を防ぐ目的ならこのカークーンが最強かもしれません。空気を送り込んで膨らませた状態でクルマを保管します。空気の取込&排出には常時電源を必要としますが、強力なフィルターで不純物の侵入をカットしてクリーンな環境を提供してくれるようです。ビジュアル的にはかなりユニークで実物大のプラモデル感覚ですね。完全に趣味の世界。 基本的にはすでに屋内ガレージを所有している恵まれた人が、さらに良好な保管環境を求めて屋内で使用する事を想定した商品のようですが、全面グレー生地の屋外用カークーンも存在していました。このような独自発想の製品は大好きで、保管することだけが目的ならカークーンは素晴らしい製品だと思いました。でも、普段の足としてクルマを出し入れするには作業がめんどくさそうで躊躇してしまいます。しかも、子供の遊具のようなぷよぷよした巨大な風船が常に家の駐車スペースにある様子を想像すると、さすがに導入の決断はできませんでした。
JET施工
クルマの保管性能と入庫/出庫の頻度のバランスを踏まえて総合的に判断した結果、アカデミーさんのカーシェルターJET を選択しました。
JETは数ヶ月先まで取り付けの予定が埋まっているほど需要があるようです。ていうか、社長が一人で全国飛び回って一人で施工しているようなので、そうなってしまうようです。秋の長雨の間隙をついて、雨が降っていないときに作業開始することができました。 事前にわが家の駐車スペースの寸法を測って取り付け可能なことは確認しておきましたが、再度採寸。あまり気にしていませんでしたが、屋外の水道栓や水道メーター点検口など JET設置の妨げになるものが意外と多く、なんとかギリギリ収まるだろうという状態でした。ちなみに先日導入したケルヒャーは、カーシェルターを迎え入れるにあたって駐車スペースのコンクリートをキレイにすることが主な目的だったのです。さぁ準備万端だぜ。
持ち運んで設営/撤収を繰り返すキャンプ用テントと、常設することが前提のガレージとでは、モノとしてのツクリが全く異なりますね。
完成!
開口部をガバっと開けて、空豆号を入れてみました。おおーこれはイイ。かなりの守られ感にボクも空豆号もご満悦です。 ガレージ後部に換気扇も取り付けてもらいました。ガレージ前方には空気の取り込み口もあるため、中で空気が籠ることを防いでくれます。出発前のアイドリング時の熱気や排気、梅雨時や夏場の内部の湿気をどこまで排出してくれるのか、今後経過を見ていきたいと思います。 完成後にちょうど雨が降ってきました。屋根だけではなく壁があると安心感が違います。外で雨が降っていても中は快適で、テント代わりにここでキャンプできちゃいそうです。(そのうちしちゃお)わたしがオーダーした JET4800 は JETの中でも一番小さいモデルで 全長480cm×幅220cm。一番小さいモデルとはいえ、中に入れるのはさらに小さい空豆号。JETの中でドアを開けて乗り降りできる幅が確保できているし、全長330cmの空豆号を入れても前後にかなり余裕があるため、荷物置きやちょっとした作業スペースとして使えそうな予備空間も確保できています。高さはそれほどなく内部での移動は多少かがむ必要がありますが、この囲まれ感がまたいいかんじ。
これからガレージとしての快適性を高めていったり、遊べるガレージ空間となるようにちょっとずつカスタムしていこうかな。
俺のガレージ。
俺の秘密基地。
うひ。
すごいなぁ、よく見つけますね。
秘密基地感も凄いし、隠れたくなるw
この中でBBQやるときは呼んでください!w
簡易ガレージというと、昔ながらのアコーディオン式とか、昔ながらの簡易テント式とか、昔ながらのカーポート式とか、あまり革新的なものはないのですが、JETはけっこうがんばってるかんじで目立ってました。面白さ的(ネタ的)にはCarcoon推しです!誰かヒトバシラーになってくれないかなー。ヴァナゴンサイズだとド迫力でカッコイイと思いますよ。BBQやるときはお声掛けします。もしやることがあれば、ですが。
面白いギミックですねぇ。これは自動で開閉するんですか?
このくらいのスペースがあるんならDIYで丸太小屋みたいなガレージ作っても良かったんじゃないですか?
手動です。手動ですが、油圧ダンバーでクルマのトランクを開ける感覚で開閉できます。土地の制約で、4本柱のちゃんとした小屋を建てるとクルマの出し入れができないんですよねー。2本片持ちか、3本柱ならいいんですが、素人なのでさっさと諦めました。
ああーー、どうも最近お山に行ってないと思ったら、ガレージ作っておこもりしてたんですね。
これならBBQでもソロ焚き火でもできそうですね。
おうちでテン泊。羨ますぃ。
あ、BBQするときは呼んでくださいねw
お山にいく気力がないほど疲れているということもありますが、最近は家のメンテナンス関連で忙しく出かけられていないのです。幕の中でのBBQ&焚火は最高ですよね。<しないって。 テン泊はするかも。BBQやるときはお声掛けします。もしやることがあれば、ですが。
おおスゴい、ご近所の人が驚くのわかるなあw
パカっと開いて、マシンが出て行くんなんて、
ロボットもののアニメみたい。
換気扇も着いてるし、モクモクBBQの時、参加希望です!
うぃーん。ぱかっ。発射!せっかくなら正義のヒーローがこの秘密基地から出撃するときは空も飛びたいところです。BBQやるときはお声掛けします。もしやることがあれば、ですが。
凄っ!こんなのあるんですか!!
排気システムもつけて暖気もいける仕様にしたいですね。照明なんかもつけたいですね。
ちなみにうちは候補②を考えたことあります…
開き方がユニークですよね。発進 ってかんじ。排気システムは今考え中です。換気扇よりもダイレクトに排気ガスを外に出せるように。照明も。おお、候補2の存在をご存知とはさすがです。で、導入したら教えて下さい。
こんにちは〜。
こ、これは!!。我が家の近所の月極駐車場の一角に同じ物体がず〜と鎮座しており、以前から「これは何?中に何が入ってるの?そもそもどうやって開くの?」と疑問でしたが、まさかの方面から解決しました(笑)。これで末永く空豆号に乗れそうですね^^。
月極に設置するとは、さすがは多彩なタサいたま。ぜんぜんダサくないです。たしかに鎮座する様子はちと異様かもしれません。とりあえずもやもやが解決されて良かったです。ところで月極のその中には何が入っているんでしょうね。クルマとは限らないかも知れないですね。多彩なタサいたまなので。
ちょwwwwなにこれ凄い!!
ユニークすぎる!
凄いのいきましたね~!
BBQ、どう考えても定員オーバーの予感ですが参加でお願いします!
凄いでしょ。ユニークでしょ。JETの中でCarcoon膨らませたら最強な気がしますが、最初なのでこれくらいにしておきました。BBQ是非おいでくださいませ。しないってば。