山々や



アウトドアでの楽しみ方は人それぞれですね。山歩きの楽しさと言えば、自然の中を歩く楽しさ、キレイな風景を見る楽しさ、山頂に立つ楽しさ、テントで一晩過ごす楽しさなど、いろいろありますね。自分はよく写真を撮って楽しみます。山行記録としても写真作品としても。そして帰宅後、山行を思い出しながら写真を整理し、こうやって文章を綴り、記事として残して行く作業も好きです。それに加え、最近ちょっと変わった(?) 楽しみを見つけました。

上から読んでも下から読んでも

回文です。

ほんとに昔からある言葉遊びですね。上から読んでも下から読んでも同じ音。ただ単に読みが同じになればいいわけではなく、意味のあるものでなければ意味が無い。自分の表現したい内容に適した言葉を探しながら、その言葉を逆読みであてはめる。頭の中でちょっとずつコトバをつないでいき、パズルを解き進めるような要素もあり、なかなか楽しめます。ちょっとした空き時間、道具など無くても自分の頭の中だけでできる手軽さがいいですね。

山名でもできるかな?

あるとき、ふと、「自分の登った山の名前で回文を作るれるかな?」と思い、いくつか試してみました。ふむふむ。なかなかオモシロイ。

自分は山行の記録としてブログ記事や写真を残しているものの、その主役は自分や家族であり、登頂した写真に写る山頂は実は『脇役』だった気がします。今まで、登ったその山の事を深く考えることなんて、そんなに無かった気がします。でも回文を作る際、その山の名前の由来とか、歴史とか、いろいろ調べている自分がいました。山は登ったら登りっぱなしになっている自分にとって、何かプラスになりそうなテーマだと思い、ちょっとずつ作っています。

回文を作る際に意識していることがあります。それは、その山にまつわる『何か』を入れること。読みを揃えるだけなら、それなりに回文はできてしまいます。でもそれだけじゃ味気ない。山の特徴や、山にまつわるエピソードなど、その山をイメージ出来る『何か』を文に入れることができればいいなと思っています。

ちなみに、深田久弥が日本百名山を選定する際、『品格・歴史・個性』を基準にしていたと言います。わたしなんかがおこがましいですが、品ある美しい回文がつくれるようになるとスバラシイですね。なかなか難しいですが。

作例

いままで作った山回文をいくつかご紹介。最初なので有名どころとして、白山・立山・富士山からなる日本三名山(三霊山)の回文です。

白山

燦、咲く花、白山さ。
(さんさくはなはくさんさ)

解説:
自分の故郷の山、白山です。白山は花がたくさん咲くことで有名で、花の百名山にもなっています。高山植物の名前で『ハクサン』が由来になっているものや、白山山頂の御前峰の『ゴゼン』が由来になっているものもあります。そんな花々が、燦(さん)と光り輝いて白山に咲く様子を想像させる一文です。家族3人で白山に登ったときはあいにくの天候で、十分に花を楽しむことはできませんでしたが、また行きたいお山です。

白山(前編)

2012-09-09

白山(後編)

2012-09-13

立山

来た、立山や。手叩き。
(きたたてやまやてたたき)

解説:
立山へのアクセスはタイヘンですよね。いくつも乗り物を乗り継いで、えっさかほいさ。現代でもこれだもの、昔々、立山まで到達した人たちは、さぞ苦労したことと思います。きっと命がけだったんでしょうね。そんな困難な道を越えて、ようやく辿り着いた人たちはどんな気持ちだったんでしょう。自分はきっと、大喜びしたんだと思います。みんなで手を叩いて。

立山(前編)

2011-12-14

立山(後編)

2011-12-15

富士山

富士の偉大さ、最大の自負。
(ふじのいだいささいだいのじふ)

解説:
文句無しに日本一高い山、富士山。その美しさはスバラシイですね。世界遺産にもなり、国内だけでなく世界的にもさらに偉大な山になりましたね。そんな富士山は日本人にとって誇りですよね。自負という言葉には自信と誇りという意味があるようですが、『負』という漢字が入っているところが個人的に好きです。自負の本来の意味ではないかも知れませんが、富士山は、日本一のいろんな責任を『負っている』のかも知れません。

富士山・御殿場ルート(前編)

2013-07-25

富士山・御殿場ルート(後編)

2013-07-27

富士山

2012-09-20

とまあ、こんなかんじです。

回文って、詩や句を詠むような才能とはちょっと違ったテクニックがいるようなので、文系脳じゃない自分には合ってるような気がします。それに「回文だから」という理由で、正しい文法として成立していなくても誤摩化せちゃうので、日本語がままならない自分には合ってる気がします。

最後にもう一文、軽快なヤツを。これは山の性格と回文の内容が妙に一致して、言葉が繋がったときはニヤリとしてしまいました。

筑波山

来るか、筑波、靴軽く。
(くるかつくばくつかるく)

解説:
百名山の中で最も標高が低い筑波山。入門クラスの山として親しまれてますね。ケーブルカーもロープウェイもあり、登山以外の観光目的の方々も多く訪れています。小学生の遠足登山でもよく利用されてるようで、ほんとに気軽に楽しめるお山。「じゃ、ちょっと筑波へ行きますか。」という軽い感じで行ってしまいそうですね。デイバッグにお弁当と水筒つめて、重厚な登山靴は置いて、軽い靴でハイキングしたいですね。

筑波山

2011-11-20

以上、素人のコトバアソビですが、良い回文ができたら時々アップしたいと思います。



4 件のコメント

  • 凄い♪♪
    素敵な回文が並びましたね~(*^-^*)
    作品も凄いですが、山名で回文を作ってみようという
    MOMOパパさんの発想が凄い!!
    豊かな心の持ち主の証拠ですな(^Ш^)
    私じゃ言葉がグルグルグルグル廻って。。。
    自分まで目が回ってきちゃう(笑)

  • To: もえここさん
    >素敵な回文が並びましたね~(*^-^*)
    ありがとうございます~。
    完全に自己満足の変人の世界に入ってきてるので、
    反応してくれただけで嬉しいです。(笑
    >豊かな心の持ち主の証拠ですな(^Ш^)
    最近あまり山歩きで来てないので、禁断症状でしょうか。
    山妄想がヘンな方向に進みだしている…。
    >自分まで目が回ってきちゃう(笑)
    これを考えながら酒飲んでると、早く酔える気がしますが、
    酒があまり美味しくありません。(T_T)
    何も考えずに呑むのがいいですね~。

  • こんにちは~。
    【VOLVO】
      嘘ダメ!キマる車はボルボ。ハマる車。決めたぞぅ!
    (うそためきまるくるまはぼるぼはまるくるまきめたそう)
    解説:車検を通したばっかりだけど、、、。やっぱり自分の心に嘘をついてはダメだ。クルマと言えばボルボ。キマってるぜ。そしてハマる事間違い無し。やっぱりボルボに決めるぜ。

  • おお、ナイス回文!
    この解説、某くろみにさんに宛てたメッセージでしょうか。
    きっと今ごろ、VOLVO!(契約)
    あ、うちは車検通してまだしばらく乗りますから。

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